Code.no 330 水瓶座30度  アーダスの咲いている野原

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code.No 330

水瓶座30度  「アーダスの咲いている野原 」

The field of Ardath in bloom.


約束の場所に戻り全ては繋がっているという事実を知る・悟る人

🌟Keyword・エネルギー

「コンティニュー」「連続」「継続」「一貫性」「こだわりを捨てる」「共鳴」「繋がり」

🌟30度 (固定宮)

*風のエネルギーを吐き出す度数

例えば、

私たちを動かすために必要な動力が

「風力、地熱、火力、水力」というエネルギーだったとして

そのエネルギーを貯めておく充電池を身体のどこかに持っているとしたら

水瓶座であれば「風力発電」のような「風のエネルギー」を

自分の充電池に充電して動いていきます。

水瓶座最初の方の度数では、このマイ充電池に「風のエネルギー」を

勢いよく充電させていくのですが

水瓶座最後の方の度数では

次のサインに向けて充電池を空にして明け渡すために

貯まっている「風のエネルギー」を吐き出す作業に入ります。

28度でエネルギーの流れを変換して吐き出す準備を始め

29度ではいよいよ

「風のエネルギー」を吐き出す作業に入り

30度では全部、放出して空にする。

残っている「風のエネルギー」を全部使い切って空っぽにするために

水瓶座が培ってきた「風のエネルギー」全部を使い尽くすのです。

🌟ドデカテモリー

・山羊座

山羊座の「忠誠心」を利用して、もといた場所へ帰る。

🌟水瓶座30度の可能性のある日付け

2月18日、19日、20日

🌟目指す方向性

・まるで魂の故郷から地上を眺めるような視点で物事を捉えてみること。

・「全ては繋がっている」という観点で、世界と対峙すること。

・エゴやこだわりを捨ててオープンな受容的な心で過ごすこと。

・自分の魂(心)の声が、望む方向へ向かうこと。

・魂(心)が望む「約束の場所」と思えるところに行ってみる。

・無理してガツガツするのではなく、自分の心の声を大事にすること。

・知性でスピリチュアルな事柄、精神的な事柄を捉えていくこと。

・なにものにも捉われないで自由に軽々と生きていく。

・時間や空間を超えて全てを同時に理解できるような高度な知性を磨くこと。

・相互に繋がり補いあってる自然環境や社会のシステムを正常な方向へ導くこと。

・地球46億年の歴史などを、イメージ映像を見ているかのように捉える感性を身につける。

・自分が心地よい自然体で過ごすこと。

🌟この度数の人の特徴

・こだわりのないのんびりした人。

・難解なことを理解できる人。

・自分をよく理解して人。全てを知ってる人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・リュックベッソンの映画「ルーシー」のラストの方の人類の歴史がザーッと脳内イメージとしてあらわれるシーン。

・初めて来たのになんかとても懐かしい場所に来た時。また、初めて会ったのになんかとても懐かしい感じのする人に会ったとき。

・全ては繋がっているという世界観で、現実生活を営んでいるとき。

🌟シンボル考察

*解放

30度は水瓶座の最後を飾る度数です。

次の度数はもう魚座1度なので、

水瓶座の体験はこれでもう本当に終わり。

ということで、

最後の最後に

今まで築き上げてきた水瓶座の資質を引けらかすかのように

派手に振る舞うのが30度。

水瓶座のエネルギーを全部吐き出すかのように

出しきって次へと進んでいきます。

水瓶座の領域は

定年して

自由に自分の時間を使えるようになった老年期の段階を示しています。

残り少ない人生を見据えて

「自分は何ができるのか?」

ということを念頭に置き、

目的を持って最後の大仕事とばかりに

社会の古い制度を改革したり、ボランティアしたり国際貢献したりと

育ててくれた地球に恩返しをするかのように

世界規模で活躍する体験が描かれている場所です。

なので

そんなエネルギーを使用する

水瓶座生まれの人は

「先を見据えて計画を立てる」のが得意ですし

「いつ死ぬか判らないからやりたいことをやる」という

目的意識も強くなります。

やりたいことをやる!

という意識は

独立して自分で会社を立ち上げるという行動力にも繋がり

一般社会からは外れた場所で活躍の場を見出す人もいます。

会社に勤めるということは

基本的に

「上からの命令に従って動く」ことを意味しますが、

独立して

自分の力で生きていくには

「自分の頭で考えて行動すること」が大事。

なので水瓶座は、

思考停止になることなく

的確な判断が出来るようにと自分の頭で思考し、

冷静さをもたらす全体を見渡すような俯瞰的視野で先を読み、

大局的観点で計画を立て

自分と同じ目的を持つ仲間を見つけ

目標をクリアできる能力を身につけました。

そんなふうに

思考の力でこの世界と関わってきた水瓶座なので

必然的に

物凄く知的になるんですよね。

俯瞰的に自分を見降ろすような、

自分を外部から観察するような

静かな視点を手に入れた水瓶座は

肉体の自分じゃなく

もう一つの高い場所にある意識の自分の視野で、

徐々に自分をコントロールしていくことができるようになるんです。

「私は怒っている。でもここで怒るのは道理に反している」

とか

「私は今、欲望に負けそうになっている。でもそれは良くないからやめる。」

みたいに

自分の感情や欲望という強い力を、

もう一つの視点の高い場所にいる自分の意志で

統制できるようになるんです。

つまり

それは「理性の力」。

「理性の力」で

自分の中にあるいろんな人格を統合できるようになるんです。

「理性」とは

物事の道理を考える能力です。

善悪や真偽などを正当に判断し

善いものを選び取る力のことですよね。

「頭ではダメだってわかってるんだけどつい、うっかりやってしまう」

なんてことを繰り返し

私たちは人生を過ごしていくわけだけど

理性の力で

心や感情や本能という無意識的なものを

根気よく躾けることで

言うことを聞いてもらうようにするんです。

それは

僧侶が瞑想や修行を経て

一切の迷いから覚める「悟り」と似ています。

理性とは、

人間くさい欲望や煩悩に負けない自分を創る最強のツールなんです。

上のチャクラの写真で言えば

第7チャクラ(クラウンチャクラ)が

全てのチャクラを統合したというイメージ。

「理性」で自分を統べることができるようになった人は、

やがて

「世界理性」と呼ばれる

「宇宙や世界を支配する原理」とも繋がるようになります。

そこにあるのは

「アーダスの野原」。

水瓶座は

残っている風のエネルギーを振り絞り

アーダスの野原を目指して飛んでいくのです。

*約束の場所

アーダスの野原は、

マリーコレリの小説に出てくる

古代バビロンにあったとされる野原。

そこは

私たちが生まれる前にいた場所でもあり、

また死んでから訪れる

「魂の故郷」と言われている野原です。

定年退職後の人生が水瓶座の領域なわけですが

実は、

最後の方の度数は、

この世界から離れて

魂の故郷へ帰る体験が描かれてもいるんです。

28度から30度なんてドラマチック。

28度で

地上の鎖を断ち切り

29度で

魂として生まれ変わって

30度で

魂の故郷をめざす。

つまり30度は

魂という蝶になって

時空間を超えた場所を自由に飛んでいるシンボル。

水瓶座は

最終的に、そこまで行ってしまう。

つまりは

魂の故郷に戻る時に使用するエネルギーを

この人生において活用していくんです。

なので

水瓶座30度は

とても軽々とした存在です。

地上のなにものにも縛られない自由さを持っています。

その自由さで

自分の魂が魅かれるもの目指して

帰郷することができるんです。

つまりは

自分が心からやりたいと思ったことを素直に受け入れて

自由にやっていくということ。

人の目を気にすることなく。

環境のせいにすることなく。

理性的な存在になって自分の判断を信じ

一人で目的を達成するのもよし。

「この人!」って思える

魂のネットワークで繋がっている人と繋がって

目的を達成するのもよし。

万有引力から解き放たれた自分になって

自分の目指す約束の場所へ

飛んでいくのです。

*知的でありながらスピリチュアルな存在

「思考」でこの世界と関わる水瓶座は

科学や実際的なものを良しとするので

精神世界的なものとは相反する面があるのですが、

理性が極まると悟りに至るように

科学的探求も、

ある程度まで行き着くと

スピリチュアルな見解に転じたりするものです。

例えば

オカルトとか神とかそんなものを信じない科学者が

自分の研究を突き進めていくに従って

どうにもこうにも

神の采配としか呼べない領域に辿りついてしまった。

なんて話をたまに耳にしますが

それと同じように

いろんな体験を経てきた

25度以降の水瓶座は

とても知的でありながら、とても精神的。

知性で

スピリチュアルな事柄を捉えることが出来るんです。

数学者が

難解な方程式に神を見るように、

天文学者が宇宙の領域に

神がいるとしか思えない秩序だった法則を見出すように

知性で追求したその先にある神の領域を

水瓶座30度は感じとって

そこを目指していくことも出来ます。

知的でありながら

スピリチュアルな領域を探求することも出来るのです。

*高度な知性

25度は

「右の羽がより完全に形成されている蝶」

というシンボルなんですが、

この段階で

今回の人生で得た

自分独自の資質が決定づけられます。

スピリチュアルな話になってしまいますけど

今生で学んだことや

成長したこと、傷付いたことなどが

魂に刻み込まれて

新しい形が形成され、

その姿でアーダスの野原に戻ることになるんです。

なんていうか、

例えば、

「今回の人生で、あなたは、こんな蝶(魂)になりましたけどー。

これでよろしいですねー。」

みたいな感じのイメージを見せられて

「じゃあ、確認してもらったので、サナギにしてプレゼントしまーす。」

てな感じで受け取って

29度で

サナギから蝶が出てきて

羽ばたいていくみたいな。

この人生の学びを終えて

体験したことが魂に刻まれて個性溢れる形になり

魂の生まれ故郷に戻っていくのです。

地上では

肉体を身にまとい

それぞれ別の存在として過ごしていた魂たちですが

肉体という隔たりがない

エネルギー体となった魂の故郷においては

全てが繋がっているワンネスな世界で

そこには、いろんな魂が集っています。

これから生まれていく魂。

地球のレッスンを終えて戻って来た魂。

時代も民族の違いも超えた、

同じ魂というネットワークがあることに気づくのです。

「全ての人は、つながっている」

「私たちはみんな同じ存在なんだ」。

そのような視点で

今、生きている世界を眺めてみたら

とても優しい気持ちになるはずです。

水瓶座はもともと

鳥のように

上空から全体を見渡すような視野を持っているのですが、

水瓶座30度は

魂の世界(アーダスの野原)という

最も高い場所から

地上を見渡すような視野で世界を見ることが出来ます。

幽体離脱して

どこか遠い世界から

地上にいる自分を眺めているように

世界を眺めることが出来るので

とても冷静に自分の状況を判断することができます。

また、

時間も空間からも解き放たれた

アーダスの野原から地上を眺めると

地球誕生の瞬間や

人類の進化の軌跡。

過去に起こった戦争や未来の映像、

違う時間軸の世界なんてものも見れるのかもしれません。

そして

そんな視野で眺めて理解するのは

全ては同時に存在していている。

全ては繋がっているという事実。

敏感な感受性で

いろんなビジョンを見出し

普通の感覚の人では理解できないような

難解な問題に対する答えを見出して

他の人々の知性の進化に影響を与えていくこともできるのです。