Code.no 298  山羊座28度  大きな養鶏場

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code.No 298

山羊座28度  「大きな養鶏場 」

A large aviary.


視野を広げて幅広い情報に目を向ける・広がる視野の人

🌟Keyword・エネルギー

「コミュニティ」「共同体」「情報」「好奇心」「直観力」「広い視野」「育てる」

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🌟28度 (活動宮)

*方向転換する度数

例えば、

私たちを動かすために必要なのが「風力、地熱、火力、水力」というエネルギーで、

そのエネルギーを貯めておく充電池を身体のどこかに持っていたとして

山羊座であれば「地熱発電」のような「土のエネルギー」を充電池に充電して

動いていきます。

エレメント

山羊座最後の方の度数は、次のサインに向けて充電池を空にして明け渡すために

貯まっている「土のエネルギー」を吐き出す作業に入ります。

エネルギーを方向転換して、吐き出す準備をするのです。

🌟ドデカテモリー

・蠍座/射手座

蠍座の「自己変容」と射手座の「視野の広さ」を利用して、山羊座に新しい場所をもたらす。

🌟山羊座28度の可能性のある日付け

1月17日、18日、19日

🌟目指す方向性

・好奇心を発揮していろんな情報に敏感になること。

・海外のサイトや情報を取り入れて見識を広めていくこと。

・視野を広くすることを意識していくこと。

・人の役に立つような理念や理想を持つこと。

・自分と似た理念や理想を持つグループに積極的に参加していくこと。

・自分の活動を支える安定した場を作ること。

・物事を客観的に捉えて思考していくこと。

・直感の声に耳を貸すこと。

・いろんな選択肢を考えること。持つこと。

・トレンドや流行、国際情勢などを先読みしていく力を鍛えること。

🌟この度数の人の特徴

・何事も極めたいという頑張り屋さん。

・好奇心旺盛で博識な人。

・直観力に優れていて的確な意見を述べる人。

・理想を持って活動していける人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・日本ではまだ流行ってないけど、海外セレブの間で流行っている商品を先取りしている時。

・自分がやりたいと思っている活動をすでに行っている団体や組織に参加した時。

🌟シンボル考察

*視野が広がる

28度は次のサインへと向かうためにスタートを切る度数。

サインの力を土台として

次に向かってジャンプするかのような、とても勢いのある度数です。

現実的に

「今、ここ」にある

確実なものを足場にして

慎重にやってきた山羊座が

「今、ここ」にあるのかどうかよく判らない

「情報」や「広い世界」というものに目を向けることになるんです。

次のサインは

風のサインの水瓶座。

鳥が地上を見下ろす感じの俯瞰的な視野で

世界を捉えていくサインです。

それは

山羊座の視野とは全く違っていて

例えば

サッカー中継の画像で言えば

ボールを持っている選手を追っているカメラが山羊座的視野だとすれば

水瓶座的視野は

上空からスタジアムをとってるカメラ。

常に

ボールを持っている選手を目で追ってる山羊座は

決定的なゴールの瞬間をしっかりと捉えることができますが、

全体の様子が判らないので

その後、ボールがどこにパスされるのかとか

あそこはラインが上がりすぎてるから危険だとかには

目が行かなくなります。

その点、

上から見渡す視点だと

まるでチェス盤の駒のように両チームの動きを捉えることができて

両チームの戦略や駆け引きなどを楽しむことが出来ます。

「ボールを持っている選手を集中して追う」という

いつもやり慣れた方法でサッカーを見ていると

「上からの視野でサッカーを見る」という方法を試すのでさえも

それなりに抵抗を覚えるものです。

特に

山羊座の場合は、

安定安心を大事にする土のサインなので、

「いつものやり方を変える」なんて

腰が重くってなかなか出来ない。

26度から30度までの体験領域は

そんな山羊座の視野を

次の水瓶座に移行するために

徐々に上へと持って行くための体験が描かれています。

27度においては

「山の頂上」に行くことを目標にすることで

地面の足元ばかり見ていた山羊座の顔を上げて

上を向けさせましたからね。

顔を地面から上にあげたことで

視野が少し広がった。

見える世界が

少し広がったのです。

*情報を集める

このシンボルの原文は「A large aviary.」。

「aviary」という単語を調べてみると

「(動物園などの大型の)鳥の檻、飼鳥園」とあります。

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動物園とかに、

こんな大きなバードゲージ、

ありますよね。

動物園のバードゲージは

訪れたゲストを楽しませるため。

鶏などを大量に飼育している「養鶏場」は

卵や肉を提供するため。

つまりは

どちらにおいても

私たちに役立たせるための「鳥の飼育場」なわけですが

山羊座28度は

自分に役立たせるための鳥を、

たくさん飼育して囲っているんです。

「鳥」はシンボル的に、霊性や知性。

また大空を飛ぶ広い視野を持つことから

「情報がもたらされる」という意味もあります。

風に乗って飛ぶので

エレメントで言えば「風サイン属性」の生き物。

目指している次のサインの水瓶座は「風」のサイン。

「風のエレメント予備軍」を

自分の中で飼って

必要な時にそれを役立てていくという目論見なんです。

山羊座後半度数の28度だからといっても

まだ山羊座。

山羊座の視野を保ちつつ、

必要な時に、水瓶座の視野を使用していくんです。

鳥は

空を飛び

地上を俯瞰的に眺める事で

幅広い情報を知ることができます。

つまりは、

山羊座28度は、

いろんな可能性や情報をもたらすツールを持っているという事。

山羊座的視野で世界と接していくならば

自分の身の回りの世界に意識が集中しがちになるけど

水瓶座視野を使用すると

自分の身の回り以外の世界にも

意識が向くようになります。

それは例えば

日本のニュースの記事ばかり見ていた人が

アメリカのCNNニュースの記事を

意識して取り入れる感じ。

今やネット時代。

いくらでも海外の記事を見ること出来ますからね。

今までの山羊座だったら

「英語だから読めないし面倒くさい。別に必要ないしね。」

なんて言って気にもかけなかったのに、

重い腰を上げて

「ちょっと見てみるか」

っていう心境の変化がもたらされるんです。

他の国のメディアを見れば

世界情勢も見えてくるし、

日本国内の偏った報道なんかも見えてくるし。

そんなことで言えば、

邦楽しか聞かなかったのに

洋楽に興味を持って聴き始めるとかもそうだし

自分の住んでる県や地域のことしか関心なかったけど

遠い県の情報にも興味を持つようになったとかもそう。

国内をターゲットに事業展開をしていたけど

そろそろ国外にも目を向けるかーなんて

いろいろと情報を集めたりする時もそうだし

海外で流行っているものを

いち早く見つけるのもそう。

そんなものを集めるために必要なのが

情報を集めてくれる「鳥達」。

山羊座28度は

そんな鳥たちをたくさん飼ってるから、

その気にさえなれば

いくらでもいろんな情報を手に入れて

見識を広めることが出来ます。

「自分はいろんな情報を検索して知っている」つもりでも

やっぱり探す情報って

自分の興味に合わせて偏ってしまうものですからね。

つまりは

無意識的に、

主観的な好みで情報を寄り好みしがちなんだけど

幅広い情報っていうのは

主観的な好み云々じゃなくて

いろんなことを考えるための

客観的材料となり得るもの。

そして

材料のストックが多ければ多いほど、

直観力も増してきます。

たくさんの鳥を飼っているのも、

そのため。

いろんな情報をキャッチしに行くために

たくさんの鳥が必要なんです。

好奇心を発揮して

積極的に、

いろんな情報を自分に取り入れていくことで

自分の属する場所以外の世界に目を向けていくのです。

*コミュニティ

ホロスコープの360度の丸い円が

人間の成長過程を示すなら

山羊座という体験領域は

「社会を発展させる」という体験を示したものです。

私たちは大人になると

社会に参加して、

より良い社会を作るための一員となるわけですが、

大勢の人が共存する社会の中で

人間関係の処世術を身につけるのが天秤座で

数々の試練を乗りこえて

強いメンタルを築き上げるのが蠍座の体験領域。

次の射手座は

社会に秩序をもたらす

道徳観や良識を提示する領域で

山羊座は

社会を発展させるために

具体的な成果を上げていく領域です。

地域に役立つ道路を建設すれば

地域が活性化されるし

自分の生活も便利になりますよね。

社会と個人は「相互依存」の関係で成り立ってるわけだけど

社会が発展すれば

自分の生活も豊かになっていくという

社会のあり方が示されたのが山羊座なんです。

なので

ローカルな場所へ目が向くようになっています。

一方、

次のサインの水瓶座は

グローバルな場での活躍を示す体験領域です。

山羊座の領域で

社会が豊かになったことで余裕が生まれたので、

外の世界へと関心が向い

「世界を発展させよう」

「戦争のない世界に!」

「地球を守ろう!」っていう理想が生まれ、

国際協力とかで、

諸外国の仲間との関係性を育ていくようになるんです。

この流れは

「発達心理学」が教えている流れと似ています。

社会的に成熟して余裕ができた人が

次に関心を向けるのが

ボランティア活動だったり、

環境保護活動だったり

秩序を乱すものを撲滅する運動だったりってありますよね。

自分の残りの人生をかけて

次世代に役立つようなものを残していきたい。

そんな利他的な思いで立ち上がったのが、

山羊座26度からの体験です。

例えば

残りの人生をかけて

「戦争のない平和な世界にするための活動をしよう!」

なんて決めたとして

その理想を実現させるために進んでいくのが山羊座27度で

「山の巡礼」というシンボルでした。

「聖地」を目指し

険しい山を

不屈の精神で登っていくことを示していたんですが、

「戦争のない世界を!」って理想を掲げた人が

活動するためにまず向かうのは

国際平和団体の組織だったりしますよね。

自分の理念や条件と合う組織を探すには

それなりに

諦めないで

しぶとく探す必要があるかと思いますけど

「山の巡礼の聖地」=「平和団体組織」ってことで

山羊座28度においては

その組織に辿り着いたという見方も出来ます。

自分と同じ理念を持った仲間たちが

小さな活気のある事務所で

生き生きと過ごしているみたいな。

確かに、

「平和活動」をしている人ってそんなに多くはないし、

良いことをしているのに

一般社会の人には疎まれたりもするし

理念を持って

そういう活動をしていると

どうしても「知ってもらいたい!」っていう情熱で

熱く語ったりして

友達に嫌な顔をされたりもするしってことで

同じ理念を持っている仲間が集う場所って

居心地がいいはずです。

自分と価値観の合う仲間達。

そんな新しいコミュニティに入り

関係性を育てていくことで、

自分の必要とする情報を仕入れることが出来ます。

理想を叶えるために

自分と同じことに興味がある仲間との交流の中で、

活動していくための場所の安定を図るのです。

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