code.No 288
山羊座18度 「イギリスの国旗 」
The Union Jack.
感情に支配されるのではなく自分の意志で管理する・主体性を発揮する人
🌟Keyword・エネルギー
「監督すること」「管理」「指揮」「秩序」「主体性」「威厳」「緩急」「自己制御」
🌟18度 (活動宮)
*異なる潮流の中から答えを見つけ出す度数
「嫌い」「苦手」で避けてきたものの中から新しい視野(価値観)をもたらす度数。
🌟ドデカテモリー
・蟹座/獅子座
蟹座の「心・感情」と獅子座の「創造性・威厳」を利用して、山羊座を再構築する。
🌟山羊座18度の可能性のある日付け
1月7日、8日、9日
🌟目指す方向性
・主体性を発揮して自らの意志で反応を選び取ること。
・オンオフの切り替えをしっかりやること。
・「自分のために」責任感を発揮する「自己責任力」を身につけること。
・感情を抑圧するのではなく、強い責任感でコントロールすること。
・心や感情を見極めて自分で自己管理していくこと。
・反応を自らの意志で選択していくこと。
・規律や秩序を重んじていくこと。
・何が自分にとって正しい行為なのか?明確にしておくこと。
・創造力を発揮して、自分で自分の環境をポジティブに作り上げていくこと。
・どんなことがおきても平常心を保ち感情をコントロール出来るような自分を鍛えあげる。
・感情で反応せずに冷静に自分の信念をもとに最善の思考を選び取っていくこと。
🌟この度数の人の特徴
・積極的で野心的な人。
・自分の意志や考えをしっかりと持っている人。
・自己責任力のある人。
・メリハリの効いている人。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・母国を守るための政治や軍隊の力が盛っている時勢。
・アンガーコントロールで怒りを建設的な方向へ持っていけた時。
🌟シンボル考察
*セルフコントロール
どのサインも18度は
自分が「苦手」だったり、「嫌い」だったり、「良くない」と思ったりして
記憶倉庫に放り込んでしまったものを取り出して
再構築していくような度数です。
つまりは、
潜在意識(無意識)の中にある記憶倉庫の扉を開けて、
自分にとって今後役立つものを模索しにいく感じ。
山羊座の場合は
自分の「感情や心の扱い方」を模索して
再構築していきます。
山羊座は
自分の欲求を犠牲にして仕事に邁進するサイン。
確実な成果をあげることを第一に考えるので、
自分の湧き上がる欲求を「抑制」してきました。
「熱っぽいから会社休みたいけど、迷惑かかるから行かなきゃ」
「本当はやりたくないけど、会社の指示だからやらなきゃ」。
こんなふうに
「しなければいけない」という義務を優先して、
「〜したい」という欲求を押さえつけてきたんです。
自分の欲求は、心の声。
つまりは
心の声を無視して、無理やり押さえ込んでたんです。
「嫌だな」
「こんなこと、本当はやりたくないな」という心の声に従って
会社をすぐに休んだり
上司に逆らったりしてたら
「豊かな社会と生活を築き上げる」という山羊座の目標を叶えることが出来ませんからね。
だから
山羊座は見て見ぬ振りをしてきた。
「大人として、社会人として
常識的な振る舞いをするべきだ」という価値観のもと、
自分の欲求を「ワガママ」と捉えて、封印してきたんです。
でも、
そんな状態をいつまでも続けていると
気づかぬうちに、身心のバランスが崩れて
ストレスを抱えることになりますよね。
感情や心の声を押さえ込んで、
きちんと向き合わない状態が続いてしまうと、
自分の心や感情の扱い方が判らなくなってしまいます。
山羊座は、
「責任」「権威」「伝統」などを大事にして
着実に歩みを進めていくサインです。
周囲の人や仕事に対する責任感の強さは、
周りの人や社会に、
安心と幸せをもたらすことができるけど、
自分のストレスや感情を、知らぬうちに溜め込んでしまうことがあります。
「安全で安心できるもの」を軸にする山羊座は、
変化に対応できなかったり
将来に不安を感じたりと
見えない未知への恐怖に苛まれたり、
山羊座の持つ「厳格さ」が自分や他人に対して
厳しさとして現れ、がんじがらめになってしまったりと、
見えない迷路から抜け出せないような圧迫感として
ストレスが生まれることもあります。
そんな
山羊座をマイナスに追いやるものを作り変えるのが
16度から20度の体験。
心の欲求や、
蓄積した心の悲痛な叫びを、
常識を優先させて押さえこむのは
一時には有効な手法かもしれないけど
長期的に見ればストレスがどんどん蓄積してしまう方法です。
そこで
山羊座18度においては
新しい方法を見出す。
「セルフコントロール」というテクニックを
身につけるのです。
*威厳と秩序
イギリスの国旗は
威厳と秩序を示すもの。
山羊座18度では、
かつて
ヨーロッパの海を制覇していたイギリスの艦隊が
ユニオンジャックをはためかせて現れます。
高速道路でパトカーを見かけると
どのドライバーもスピードを下げるように
イギリス艦隊も
海に秩序をもたらすんです。
「海」はシンボル的に
私たちの心や感情や無意識を示すもの。
感情は、ちょっとしたことで波が立つし
無意識や心は深海のように深いからです。
心や感情に秩序をもたらすために
威厳を持った艦隊=「意志力」が監督しているんです。
つまりは
感情を意志の力でコントロールしていく。
感情の波を荒立たさせることなく
意志力で物事を判断する。
どんな事柄においても
主体性を持って
自分の力で反応を選択していくのです。
*主体性を持つ
「7つの習慣」という本では、
「主体性を持つ」ということの大切さが記されています。
主体性とは、
自分を律する心構えを持ち
自ら責任を持って行動する態度のこと。
自分の人生に対して自ら選択し、
自ら責任をとる姿勢のことを「主体性を持つ」と呼びます。
つまりは
「自己責任を持て」ということなのですが、
「責任」の意味を
「7つの習慣」を紹介しているこちらのサイトから引用させて頂きますと
「責任」という英単語のスペルは“responsibility”です。
これは、“response(反応)”と“ability(能力)”が合わさったもの。
つまり「責任」とは「自分の反応を選択する能力」のこと。
私たちは
周囲で何が起ころうと、
自分自身で判断し、言動を選択できる能力を持っているというのです。
つまりは
感情的な反応のままでいることも
自分で選べるし
感情的な反応をしないで
何が正しいのかという軸をもとに
自分でその後の反応を選べる。
そういう能力を
誰もが皆、持っているというんです。
例えば
突然上司から「やり直しだ!」と怒鳴られて
はらわたが煮えくり返るような思いをしながらも
我慢して受け入れ続けるのであれば
「怒り」が蓄積してストレスになりますよね。
自分では出来ていると思ったことを
上司に否定されたことで、
自分を守ろうとする防衛反応が働き「怒りがこみ上げてくる」わけですが、
その仕組みを知っていれば
ちょっとは冷静になることが出来ます。
「怒り」という感情が、
問題を早急に
最善の方向で解決する方法ではないということも理解出来るようになります。
「理不尽だ!」と感じた時。
湧き上がる怒りに身を任せるのではなくて、
例えば「謙虚」な姿勢を
自らの意志で選び取ってみる。
主体性を持って
自分で反応を選び取ってみる。
「上司の求めるレベルはどこか」
「的確にこなせばチームのためになるか」
「自分の成長につながるか」
そんなことを、冷静に判断し、
最良な方法を見つけることに集中すれば、
怒りはスーッと消えていくはず。
つまりは
怒りを溜め込むことも
我慢する必要もなくなります。
また
「仕事がつまらなくて惰性で出社している」というような時も
ストレスが溜まりますよね。
本当は行きたくないのに
行かなきゃならない。
本心と違うことをしているので
心のバランスを崩してしまいます。
でも
「つまらない」という反応を
主体性を発揮して変えることができるのであれば
仕事を辞めるということを選ばずとも、
その状況を変えることが出来ます。
「この仕事の中にも私を成長させてくれる学びがある!」
という考えを選び取ることで
日々の仕事の中で
工夫を凝らし
やりがいの持てる目標を立てて充実させることができます。
接客業であれば
「今日、接する人全員が満足できるようなサービスを提供しよう」
みたいな目標を立てたのであれば
ちょっと張り切っちゃいますよね。
そんなことを続けていけば
いつしか
「つまらない」という思いがなくなり
心から楽しんで仕事に打ち込めるようになります。
もっともっとと
実績を上げるために工夫を凝らしたりして
「仕事が楽しい。おかげで毎日充実してます!」
なんて感じの
ポジティブな循環をつくりあげることができると
「7つの習慣」という本の中にも記されています。
自分で選び取っていくことで
「やらされている」という感覚よりも
「自らやっている」という主体性がどんどん芽生えていきます。
山羊座の目的は
社会の一員として役割をこなし実績を上げることですからね。
縦型社会で押し付けられた意見を渋々聞くのではなく
自分で選び取っていく力を身につけた横型社会で活躍する。
主体性を持った個人が集う社会にこそ、
発展があります。
自分の感情を
自分の意思で
主体的にコントロールしていくこと。
そのためには
ある程度の訓練や努力が必要かもしれませんが
山羊座は
努力して最善を尽くすサインです。
山羊座の目的の一つは
「社会の中で活躍できる人格」を身につけること。
いちいち感情的に反応していたら
ほんと、やってられませんからね。
反応的な感情に自分を任せるのではなく、
主体的に
自分はどうするべきなのか?
どうしたら最善の方向へ向かえるのか?と
思考を選び取っていくことが出来れば
「我慢」しなくてもいいわけだし、
より良い結果を出すようなアイデアを生み出すきっかけにもなります。
主体性を手に入れて
自分で反応を選んで
感情を統制していくのです。
*自己責任
16度においては
子供らしい感情を解放し、
17度においては
ゆったりした時間や
大好きな人達と過ごす時間を設けることでリラックスし、
感情や心を休ませました。
それを受けた18度においては
感情をコントロールする意志力が芽生えます。
16度と17度で、
自分の感情や心の声と向き合ったことで
感情や心というものを知り、
心のデトックスを図ったことで、
心を自分で管理する新しい意志力が浮上してきたんです。
心のまま、
自由に過ごすのはとても楽しいものですから、
自制心を働かせないと、
仕事の日常が嫌になるものですが、
山羊座の目的は
「社会に参加して貢献すること」ですから、
その志が折れてしまっては困ります。
休みのオフの時間が終わる頃、
統制のとれた強さで、
怠け心や子供のような我儘さや奔放さを鎮めるかのように
イギリスの艦隊を出動させるのです。
日曜日の夜。
「明日から仕事か。嫌だな。行きたくないな」という捉え方を、
意識して、
「気分転換できたから明日から頑張るぞ」という気持ちに切り替える。
「あーヤダヤダ」という気持ちのまま月曜の朝を迎えるのと
「今週は〜なことを重点的にクリアしていこう!」と張り切って迎えるのとでは
心の負担が全然、違いますよね。
主体性を持って
やる気の湧く反応に切り替え、
オンオフをコントロールすることで、
仕事の効率も上がります。
自分の心の欲求と向き合った分、今度は仕事に励む。
このようなリズムを
日常で作り上げていくのです。
そのようなことを意識して行っていると、自制心が身につきます。
ここは好きにやっていいけども、
ここはちゃんとしなくてはいけないなという生活管理力も身につきます。
自分を管理することは、
社会人としての必須能力。
統制のとれたイギリス艦隊のように、自己管理力を身につけて
「自己責任」という意識を鍛えるんです。
15度以前の山羊座の「責任感」は
「会社のため」「誰かのため」という
自分以外の外のものに軸を置いていました。
16度から20度の体験においては
その軸を
自分に置き換える。
「自分のために」やるべきことをしっかりやる。
自分の選ぶ言葉、言動全てに責任を持つ。
「自分に嘘をつかないために。自分を大事にするために」
言ったことをきちんと守る。
山羊座の要である「責任感」という言葉。
誰かのために発揮する責任感に加え
自分のために発揮する責任感を身につけ
どんなことが起こっても
ぶれることのない
自分軸をしっかりと築いていくのです。
*国家と政治
このシンボルに出てくる海を、
「集団無意識」の海とした場合、
それを統制するイギリス艦隊ということで
政治とも関わりの深い度数です。
国家の正しいあり方や
国の未来を見据えた思想や行動もこの度数の示す事柄。
多くの人が暮らす社会を
一つにまとめるにはそれなりのルールや管理が必要です。
異端なものや反抗的なもの、
平和な社会を脅かすものなどを監視しつつ
みんなが平和に暮らせるように配慮していく。
自国の発展と安全を願って
圧倒的な力を見せつけるのです。
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