Code no.274 山羊座4度 大きなカヌーへ乗り込む一団

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code.No 274

山羊座4度  「大きなカヌーへ乗り込む一団 」

A party entering a large canoe.


成果を上げるために全体を見渡しバランスをはかる・謙虚な人
🌟Keyword・エネルギー

「整理」「配列」「オーダー」「団結」「平和主義」「謙虚」「縁の下」「ケア」

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🌟4度 (活動宮)

*行動原理を安定させる度数

エレメント

山羊座は、確かな「現実感覚」を携えてこの世界に参入していく土のサイン。

自分を動かすバッテリー(充電池)なるものがあるとして

そこに土のエネルギーを満タンにさせて動いていくのですが

山羊座のスタートである1度では

「土のエネルギー」を一気に噴出させ、バッテリーを満タンにしました。

2度においては、満タンになったエネルギーを定着させるかのように

さらなる「土のエネルギー」を注ぎ込み、

3度においては、フルになったエネルギーを使用して行動を開始しました。

4度では、「土のエネルギー」という燃料で動く「行動力」を安定させ、

自分の中に定着させて浸透させます。

🌟ドデカテモリー

・水瓶座

水瓶座の「俯瞰的視野」を使用して、山羊座の意識を変えていく。

🌟山羊座4度の可能性のある日付け

12月25日、26日、27日

🌟目指す方向性

・「社会と個人の相互依存」という仕組みを理解しておくこと。

・仲間との交流や団結を大事にしていくこと。

・目標を叶えるために念入りに準備すること。綿密に計画を立てること。

・慎重なくらいが丁度いい。

・「団結力」と「協力」と「調整」を心がけて進むべき方向へ向かう。

・個人で動くよりも人と協力して成果を上げることで能力が発揮できる。

・グループのケアをしたり、バランスを保ちながら結果を出すこと。

・全体を見渡し平等にする力を身につける。

・バランスを取る配慮と謙虚さを身につけること。

・エゴを押し出すよりも周囲のペースに合わせることで速く進む。

🌟この度数の人の特徴

・神経細やかで常に周囲に気を配る人。

・争いやもめごとを嫌い仲裁に入ることも多い平和主義者。

・縁の下の力もち。

・低姿勢で謙虚。協調性がある。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・仲間とのキャンプで、力を合わせてテントを張ったり食事を作ってる時。

・ボーイスカウト精神。

🌟シンボル考察

*チームで動きだす

山羊座1度〜3度の体験は

大人の自我で

社会の中で活躍するための準備を始める領域です。

例えば

起業した社長が、

今年度のマニフェストを

社員の前でスピーチしてモチベーションをアップさせ

目標達成のための現実的な成果を上げるためのプランを練り上げたのが

1度から3度までの体験だとしたら

山羊座4度は

各チームが準備を始める段階。

また

反対に、社員の立場だったとしたら

社員研修で全員が同じ方向を向き

目標をクリアするために動き出すのが

山羊座4度。

各企業は、

軸となる企業方針に加え

年毎、月毎の目標をたて、

それをクリアしていくために努力しますよね。

「新しい商品を開発している。」

「もっと企業を大きくしたい。」

という大きな目標があるのであれば

それを実現させるために

長期的なプランを立てていくものです。

山羊座1度からの体験は

まさに

そのようなことを示している領域。

山羊座4度で

プランをもとに

チームが動き出したのです。

*社会と個人の相互依存

4度は

1度〜3度で出来上がった運動原理を定着させて安定させる度数で

現実社会に根を張って力強く生きていく

「土のエネルギー」を

自分のバッテリーに勢いよく充電しました。

4度では

その「土のエネルギー」を安定して供給できるような状態になる。

つまりは

山羊座としての基本姿勢が確立します。

この現実世界を見渡してみれば

私たちは、

占星術の言葉で

「山羊座」と呼ばれる「エネルギー」を使用して作られたものに囲まれて暮らしています。

生活の足となる車も

快適な住居やインテリアも、

コンビニに並ぶ商品も、

私たちの生活を便利で豊かにしてくれるものですが、

それらが目に見える成果として目の前にあるのは、

時代を超え

多くの人々が「山羊座のエネルギー」を使用して

地道に物を作ってきたから。

企業間の競争があり、

その競争に負けじと、どの会社も努力して

実際的な成果を生み出した結果、

次から次へと新しい商品が生産されては消費されていきます。

私たちが豊かに暮らすための商品を企業が生み出し

それを私たちはお金で購入し

購入するためのお金を

社会で働いて手に入れる。

相互依存の関係で成り立っている個人と社会。

はるか昔から私たちは

社会と個人が相互依存しあうことで

文明を発展させてきたのですが、

これが現実世界の社会の仕組みです。

山羊座は

現実感覚に優れているので

この社会の仕組みをよく理解することが出来るし

また、

素直に受け入れることが出来ます。

人間は

協力しあうことで

文明を発展させてきたのです。

近年では

個人主義がもてはやされていますけど、

個人主義は次のサイン、水瓶座の領域。

つまりは、

社会と個人の相互依存の関係性の中、

「自分の役割をしっかりとこなしていくこと」で

結果的に「自立した人間」になり、

真の個人主義なるものが手に入るということでもあります。

自分に対しても

周囲の人に対しても

誠実な生き方が出来るようになってこその個人主義。

山羊座の段階では

誠実な生き方を実践して

社会的な信用を獲得していくことになります。

相互依存の社会の枠組みの中で

謙虚に自分の力を発揮して行くのです。

*慎重に準備する

社会全体が相互依存で出来上がっているように、

会社という大きなグループも

会社の中の部署も、

部署内のチームも

全て相互依存で出来上がっています。

カヌーに乗り込む一団は、そんな仲間達。

運命共同体のカヌーに並列して乗り、

協調性を発揮して

バランスを取りながら社会という広大な水の上を渡っていくんです。

大勢で漕ぐカヌーに乗り込み

スムーズに前進するためには、

「どこに進むべきなのか?」という方向を

しっかり全員で共有している必要があります。

船が出てから

「こっちじゃないと思う」とか

「私はこっちだと思うんだけど」とかって

意見が割れたら困りますもんね。

乗り込む前に

全員が、

同じものを共有しているか確かめておくのは大事。

不安定な水の上を進んでいくわけですから

念には念を入れて。

忘れ物がないかとか、

しっかりと装備したかとか、

トイレは大丈夫か?とか

慎重なくらいに準備するべき。

たった一人のために

戻るなんてことになったら大変ですもんね。

チームで行動するということはそういうこと。

一人のミスが

チーム全体の仕事を遅らせる要因となるんです。

同じチームは運命共同体だから

連帯責任になってしまいますもんね。

チームで目標を叶えていくのであれば

まずは

仲間との意志確認や

念入りな準備が必要だよってことを

この度数は教えてくれています。

そうすることが

確実に成果をあげるためのステップなのです。

*バランスをとる

同じ目的を持つ仲間と、

同じ労力を使用しオールを漕ぐ。

時には励ましあって鼓舞しあい漕いでいく。

「目標」を明確に提示することでモチベーションは上がり、

またそれを達成しようと努力します。

「1ヶ月の売り上げ目標」というようなゴールを先に決めておけば、

それに向かって社員たちは計算しながら計画を立て行動していけます。

「地域に根ざした企業を目指す」というようなマニフェストがあれば、

社員たちにも地域を大事にする意識が芽生えます。

私たちは、このような明確な目標があれば

一致団結することができるし、

またそれを達成するために努力を始めるものです。

つまりこの度数は、

チームで任されたプロジェクトを期限中に仕上げるために

一致団結して取り掛かるかのような体験。

チーム作業であれば分業して、

それぞれがそれぞれの役割を

責任を持って果たしていけば作業の効率もアップします。

同じ船に乗り合わせた仲間として協力しあい、

励ましあいながら仕事をこなしていくのです。

人それぞれペースってもんがありますが

自分のペースを捨てて

周囲の様子をよく察しながら

チームのペースに合わせていきます。

左に傾いたのであれば

右に重心をかけたりして、

現状をしっかりと把握しながら、

バランスを取るために工夫していくんです。

この度数は

ドデカテモリーで言えば

水瓶座の資質が混ざります。

つまり、

視野が広く察しがいい。

物事の全体像を上から眺めるような視点で

不調和な箇所を見出して

全体のバランスを図っていくのです。

*信頼関係

そのような体験領域を示したシンボルなので、

この度数の影響下にある人は

仲間との信頼関係を大事にする傾向があります。

一緒に作業したり

創り上げたりと

目標を達成する楽しさを知っているんです。

実際、

仲間と力を合わせて目標達成を狙うのは楽しいものです。

チームプレイなので、

自由気ままに行動できず自我は制限されますが、

辛い時も一緒に乗り越え、

目標を達成した時には喜び合える仲間がいるという感動体験は、

ルーティンになりがちな社会生活を豊かにしてくれる材料となります。

また、

仕事に限らず

趣味やスポーツ、娯楽などで

仲間と共に目標設定をして、

一緒に追求していくことでも同じような体験は味わえます。

努力と忍耐を超えた先にある喜びを

仲間とともに分かち合うことで、

人生の1ページに鮮やかな思い出を刻み込むのです。

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