Code no.72 双子座12度 生意気に自己主張する少女トプシー

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code.No72

双子座12度  「生意気に自己主張する少女トプシー 」

A Topsy saucily asserting herself.


「良くするために」という視点で思考し自分の意見をはっきり主張する・出る杭になる人

🌟Keyword・エネルギー

「成長」「発展」「成長のための反抗」「意志を曲げずに自己主張」「勇気」「正義」

🌟12度 (柔軟宮)

*法則の力を利用する度数。

探求心を発揮して新しい素材(自然の力)を発掘していきます。

11度においては

論理的思考法で

スッキリと答えを見つけるための道筋を見出すことができるようになりました。

それを受けた12度においては

正しい答えを遂行するために

考え出した答えを言葉にして主張していきます。

🌟ドデカテモリー

*天秤座

天秤座の「調和を図る資質」を利用して双子座に勢いを与える。

🌟双子座12度の可能性のある日付け

6月1日、2日、3日

🌟目指す方向性

・思考した結果、それが全体にとって成長をもたらすものだとしたら、立場関係なくきちんと自分の意見を主張していくこと。

・客観的で広い視野を用いて、物事の改善点や問題点を見出していくこと。

・論理的思考で見出した正しいと思う答えを、臆することなく判りやすい言葉で伝えること。

・「出る杭」になって、問題点を全体に提示すること。

・「生意気だ」と思われても、正しいと判断した答えを重視すること。

・自我が幼いままだと、単なる言い返しや言い訳になりがちなので、しっかりと論理的法則に則った話なのか確認していくこと。

・自分の意思を曲げずに貫くこと。

・ダメなものには「こうした方がうまくいく」と言える勇気と賢さを持つこと。

🌟この度数の人の特徴

・衝動的でエキセントリックに見える人。

・個人主義。

・はっきりと自己主張する人。正義感が強い。

・既存の常識を打ち破っていく人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・誰が考えても、どう捉えても組織にとっての打撃になりそうな決断を上司が下した時、誰もそれを口にできない状況の中で、先頭に立って、それをはっきりと言葉で分かりやすく説明する人。

・社会に問題提示を投げかけて波紋を広げた時。

・ツイッターで有名人とかに最もらしい意見で絡んでくるウザい子供。

🌟シンボル考察

*生意気盛り

子供が理屈を言い出すのって、いつ頃からなんでしょうかね。

個人差があるかと思いますが、

親が注意をして

理屈をこね出したら、「まー生意気!」って思うのは当然だと思います。

「ダメなものはダメ!」なのに、

素直にハイと言わず、

「でも、お母さんだって出来てないじゃん。」なんて言ってきたら

怒りがさらに爆発しそう。

「そういう問題じゃない!」ってことを

大人が理屈で説明すると、

ますます理屈っぽい子に育つなんて見解もあるようなので、

たとえ、子供の言い分が理にかなっていたとしても、

「屁理屈」ってことにして

聞く耳を持たない方がラクかも。

そもそも

「理屈」って

「理」で相手を「屈服させる」という意味があるそうです。

自分の意見が正しいと証明するために

無理に辻褄を合わせたり、後付けするのが理屈なんですってね。

それに対して

「理論」は、

論理的法則にのとっていて、

筋道をしっかりとたてて確証のある知識をもとに答えを導くことをいうそうです。

つまりは

理を論じて最適な答えを導くのか、

理をこじつけて、相手を打ち負かすかの違いなんでしょうが、

なんだか、ニュアンスの違いが難しいですね。

このように違いが難しいので、

当然ながら、

自分は「論理的に理論を話しているんです」と思っていても

「理屈」を話しているなんてことも多々あったりして、

論理的な理論を話しているつもりだから、

「自分の主張は絶対に正しい!」て思い込んでしまい

過度に言い張ったりもします。

つまり、私たちは

「自分は正しい!」っていうのを証明するために

あーだこーだと証拠をたくさん集めるわけですが、

それが「理屈」だろうが「理論」だろうが、

関係性によって

相手の受け止め方は違ってくるものです。

子供が親に。

後輩が先輩に。

部下が上司に。

新入りが常連に。

それが正しい「理論」だったとしても

「生意気だー!」ってキーってなる話し方です。

つまりは

下の者が上の者に対して

理屈で自分の意思を押し出す姿勢が気に入らないわけで、

そういう関係においては

「理論」や「理屈」じゃなくってもっと大事な「礼儀」があるだろう!ってことですよね。

と言っても

論理的な思考で物事を見る双子座には

「礼儀」や「礼節」というものがよく判らないんです。

論理的に導き出した答えが全てなので、

感情すらもよく把握できていないんです。

「生意気だ!」って言われたら

「それは感情論なので、

もっと筋道を立てて話してくれますか」なんて言い出しかねない感じ。

11度で

論理的思考法で最適な道筋を見出せるようになった双子座は

12度においては

自分の理論や理屈を押し出していきます。

礼儀や礼節を抜きにして

思考で導き出した正しいと思う意見を

はっきりと主張していくのです。

*アンクルトムの小屋

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「アンクルトムの小屋」って

とても悲しいストーリーなんですよね。

黒人奴隷トムの話ですが、

愛情深い雇用主に巡り会えることもあるし、

残酷な雇用主のもとに売り飛ばされることもあるんです。

最後には雇用主に虐待されて死んでしまうのですが、

トムは自分の信念を貫く強さを持っていました。

そんなストーリーのサブキャラとして登場するのが

黒人少女トプシー。

言われたことはきちんとやるけど、

嘘をついたり、物を盗んだりと反抗的で

優しい雇用主でさえも手をやくほど。

自分なりに考えて見出した筋道の通っている答えを

雇用主に主張するのですが、

奴隷の分際で、自分の意見を言葉にするのは生意気な行為になりますもんね。

でも、

もとを辿れば同じ人間。

どういうわけか

白人が黒人を奴隷として売買する世界になっちゃて、

それこそ、当時の白人ども、君たちの方が生意気の極みだ!と言いたくなりますが、

まー以上に挙げたような言葉も

白人からしたら、十分、生意気な言葉なわけで

つまりは

自分の方が賢い、自分の方が正しい、自分の方が偉い

なんていう驕りが、

相手の言葉や態度を生意気と捉える要因になりますよね。

ってことは

双子座は、自分は賢いって思ってるから

自分がどんな立場であろうが、

双子座からしたら、相手が生意気なんです。

どんなに目上の人だろうが

自分より立場が上であろうが、

自分の意見を感情的に否定してくるだけの人なんて

「感情的で嫌だわ〜」なんて思っちゃうくらい自分も生意気なくせに

相手のことも生意気な奴なんて思う気の強さがあるんです。

「相手よりも優位に出たい」という思いは

本能的なもので

自然界では当たり前のように散らばっている法則です。

自然界は過酷な競争社会で

弱いものは生き残れないし

強いものは生き残って種を後に継いでいくことが出来ます。

そのためには

「共存して力を合わせる」という方法もあるけど

「他のものよりも抜きん出た力を持つ」という方法もあって

人間の場合だったら

生き残りをかけて知性を磨いていくってことになるんでしょうか。

論理的思考法で筋道だった答えを見出すことで、

人よりも抜きん出た存在になることが出来るんです。

理路整然とした伝わる理論を繰り出すことが出来るのであれば

時には、立場を逆転させるようなこともあるのです。

*上下関係

日本は上下関係がはっきりした縦社会ですけども

当然のことながら、メリットもあるしデメリットもありますよね。

上下関係があるからこそ、

多くの人間の集まる組織の統制をはかることができるけど、

下の者が上の者に何も言えない状況だと

組織の破滅をもたらす要因にもなります。

上下関係〜wikipedia~

wikiに詳しく書いてありますけど、

例えば、

下の者が気づいた異変や改善点を、

上の者に伝わらないことで、問題が大きくなるケースや

上の間違った判断が修正できずにそのまま進んでしまうケースもあります。

「組織のためには上下関係が大事だ」ということは、

上下関係が必要なのは「組織のため」という大前提の目的があるからですよね。

だとすれば、双子座は

「組織のため」という目的を重視します。

組織の存続を第一に考えるのであれば、

上下関係よりももっと大事なことがある。

組織の成長のためには、下の意見も大事だって、

論理的にそう捉えることが出来るんです。

例えば

サッカー日本代表の本田圭祐選手は

この度数じゃないけど双子座生まれですが、

ビッグマウスとか言われて

生意気な奴というレッテルを貼られがちですよね。

彼は「チームが勝つこと」を目的として捉えるので、

そのために必要なのは上下関係じゃなく、

下級生でも同じ仲間として意見を言える関係性が大事ってことで

学生時代から臆することなく

自分の意見を主張してきたそうです。

学生時代の運動部なんて上下関係が厳しいじゃないですか。

以下は

高校時代、本田選手の先輩だった

サガン鳥栖の豊田洋平選手のインタビューです。

「彼が入学してきて、今まで僕らは縦社会というか先輩後輩というものを重んじてやってきたんですけど、彼はいきなりやってきて1年生からレギュラーだったんです。

そんな彼がいきなり“上下関係なんていらへんな”って言い出して、上下関係が彼の一言でなくなりました。

彼は僕のことを「トヨ」と呼びますが、僕は「本田くん」と呼んでますw。」

目的を叶えるために

合理的に考えるのであれば

上下関係なんていらないのかもしれないですね。

本田選手のような意見は

上の人からしたら生意気だって受け取られる発言だけど

彼の場合は、それに見合う努力をしているし実力もあるから

受け入れてもらえるのでしょう。

双子座12度もそれと同じように

口だけじゃなく

それに見合うような努力や実力をつけることも大事です。

自分が論理的に導き出した意見が正しいということを証明するためにも

口だけじゃなく、実行していく力も必要なのです。

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