Code no.68 双子座8度 産業労働者のストライキ

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code.No68

双子座8度  「産業労働者のストライキ 」

An industrial strike.


臆することなく堂々と自分の意見を主張する・主張する人

🌟Keyword・エネルギー

「異議」「公平を望む」「反発」「反抗」「自己主張」「勇敢」「正義」

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🌟8度 (柔軟宮)

*自分の役割を全うする8度

6度で「要領の良さ」、

7度において「コミュニケーション能力」という視野を手に入れた双子座は

8度で、それを統合し

双子座の目的である「優れた知性」を築いていきます。

🌟ドデカテモリー

・獅子座/乙女座

獅子座の「自信」と乙女座の「実用的な知性」を利用して

双子座に新たな脳の刺激を与える。

🌟双子座8度の可能性のある日付け

5月28日、29日、30日

🌟目指す方向性

・自分の意見を堂々と主張していくこと。

・自分と異なる見解や意見に、「ノー」と言える姿勢を身につけること。

・与えられた情報を鵜呑みすることなく、自分の頭で考えていくこと。

・「自分の意見が相手にしっかり伝わるように」言葉や文章構築を意識する。

・「与え、与えられる」関係性を大事にしていくこと。

・反抗心を発揮して自分の頭で考えること。思考停止状態にならないこと。

・自分が立たされている状況を改善するための抜け穴を探っていくこと。

・客観的で大きな視点を持つこと。

・無理をせずに、時にはリラックスした時間を設けること。

🌟この度数の人の特徴

・はっきりした人。

・力強い人。いつでもがむしゃら一直線。

・正義感が強い。公平や平等を望む。

・とんがっている。反抗心旺盛。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・不当な扱いに対して抗議している時。

(奢ってもお礼を言わない彼氏に対して、「ありがとうぐらい言ってよ」とか。)

・気に食わないからって怒る感情的な親に対して、理論で対抗している時。

・各種デモに参加している時。

🌟シンボル考察

*上下関係

この世界は

理不尽なことだらけです。

「みんな仲良く公平に」なんて言われて

誰とでも公平なつもりで交流していたら、

「目上の人に対してタメ口はダメでしょ。常識も知らないのか!」とか

「あんたは妹なんだから、言う事を聞きなさいよ!」とか

どうやら上下関係というものがあって、

公平に付き合えるのは同世代の子たちに限ってのことらしいと。

今となっては、

「上下関係」なんて

当たり前のこととして受け入れてますけども、

子供にそれを説明するのは難しいかもしれないですね。

6度から10度は

双子座の基本的な視野(価値観)を築く領域なのですが、

簡単に言えば「地頭力」という、

論理的思考力や、コミュニケーション能力などを

磨いていく領域です。

つまりは

「自分の頭で考える力」を

身につけていくことになるのですが、

一つ前の度数の7度においては

コミュニケーション能力を発揮して、人と交流することを体験しました。

例えば

挨拶をされたら、挨拶をし返す。

親切にされたら、親切にし返す。

といったように

されたことを返すことで

コミュニケーションのコツのようなものを学んだのですが、

「公平なコミュニケーションは良いこと」と覚えた双子座に

「上下関係」というこの世界の条理が叩きつけられるのです。

姉と、公平な立場のつもりで遊んでいたら

「年下なんだから言うこと聞きなさいよ!」って言われて

「なんでそんなことしなきゃならないの!!」って喧嘩になるみたいな。

公平な関係性を守ろうとして抗議するとき、

双子座8度のエネルギーを使用していることになります。

自己主張することで

自分の立場を守ろうとするのです。

*見返りを欲する

また、

7度においては

公平なコミュニケーションということで、

自分の知識や知恵、能力などを気前よく人にシェアしたのですが、

それに対して、

何らかの感謝の言葉やアクションがなかった場合、

「せっかく教えてあげたのに。お礼もないなんて。。」

って残念な気持ちになったりしますよね。

コミュニケーションにおいて公平さを求めると

相手も自分と同じふうにしてくれないと満足できない状態を生み出すものです。

双子座は、頭の回転の早いサインですが、

私たち人間の成長段階に照らし合わせるのであれば、

子供時代に形成される「脳の発育期」の様子を描いています。

外部のいろんな情報に触れることで

脳の神経回路を活性化させ、

論理的思考法をどんどん身につけていく段階を双子座と呼ぶのですが、

このように、

「大人になって自立するために必要な能力」を育てていくのが

牡羊座から乙女座までの体験。

天秤座からは

自立した大人の自我として、

社会に関わっていく様子が描かれています。

なので、

双子座の段階では、

子供っぽい面が出てきてしまうんです。

例えば、

ラインで既読がついているのに

返信が来ない場合、

大人的な態度でそれを理解するのであれば

「きっと忙しいんだろう」「気分が乗らないのだろう」

「まーいいか」的に流すことが出来ますけど、

「せっかくメッセージ送信したのに既読スルー。なんでっ!」

みたいに過剰に受け取って、怒ったり心配になったりする時。

大人げない態度だけども、

大人になっても、そういうふうに思ったりすることも多々あるわけで、

そんな時、私たちは双子座8度のエネルギーを使用していることになりますね。

どうしても、

それなりの見返りってものを期待してしまうものなんです。

「愛情」で人との交流を捉えると

見返りを求めない姿勢っていうものを獲得できますが

「知性」で人との交流を捉えると

見返りは当たり前のこと。

「私はこれをやった」=「それなりの報酬をもらえる」「それなりの返答をもらえる」

という構図は、

この社会においても適用されてますよね。

win-winの関係性であることが

人との交流においては効果的なので、

知性で捉えれば、効率の良い方法、

つまり、何らかの見返りを期待するのは普通のことなのです。

*拳を振り上げる勇気

この世界は

「与え、与えられる」という構図で出来ています。

赤ちゃんは、その愛らしい姿で

保護本能をくすぐる可愛らしさを親に与えることで

親は、子供を大事に守り育てていくという母性本能が発揮されるそうですし

そんな親は、

子供を育てるために

時間と能力を企業に提供して、お金を獲得します。

獲得したお金は

税金として徴収され、それは公共的に分配されて還元される

というふうに

与えて与えられるという関係性が

この世界において調和を生み出しています。

にも関わらず、

与えたのに、与えられなかったら。

そこには不調和が生まれ、亀裂が入り

バランスが崩れてしまいますよね。

赤ちゃんを保護して育てるという気持ちよりも

自分が遊びたいという気持ちが上回り思いのまま振る舞ったら

育児放棄に繋がるし、

働いたのに、給料未払いなんて言語道断。

徴収された税金が、政治家の懐に入っていたなんてことが報道されたら

そりゃあもう

毎日のようにニュースになるくらい問題になるわけで、

国会前でデモが起こってもおかしくないような事件です。

与えたんだから、

それなりのものを与えられないと割に合わないんです。

私たちは

「物々交換」の、遥か昔から

そうやって社会を形成してきたんです。

「愛情」で捉えるのなら、

「何か事情があるのかもしれないわねー」

なんて構えることができるかもしれないけど

「知性」で捉えるなら

それは明らかに間違ったこと。

双子座はコミュニケーション能力を高めるサインですからね。

間違ったことに対しても堂々と臆することなく

言葉という道具を使用して自分の意見を主張していけるんです。

不正や欺瞞に対して

勇気を出して拳を振り上げることができるのです。

*「ノー」と言える力

私たちは、

人からの評価を気にしすぎたり、人に気を使いすぎたりすると、

「ノー」と言う言葉を発することが出来なくなってしまうものです。

「協調性」はもちろん大事だけど

自分と違う意見に対して、

「私はこう思う」と異論を堂々と発言することも大事で、

そうすることで

自分の頭で考える姿勢が身につくし

また、人とのコミュニケーション能力も磨かれていきます。

相手と違う意見を伝えるために

言葉を判りやすく並べたり、理屈を構築したり、

また、人と議論することで

他の人の考え方や理屈を聞いて、適切に判断していく姿勢が身につきます。

双子座の目的は「知性の開発」ですからね。

自分の意見を引っ込めずに

それを主張することで得られる効果を獲得していくんです。

しかし、議論っていうのは、感情的になりやすいもの。

自分の意見が通らない、相手が判ってくれないとなると

「なんでわかってくれないの!!」って頭に血がのぼるものです。

頭に血がのぼると、

知性の働きが鈍くなり、理屈よりも、

「反射的な感情」に乗っ取られたまま

理屈に合わないことを話してしまいがちになるわけですが、

双子座は理性のサイン。

感情的になったとしても冷静さを失わずに

頭の回転の早さを保っていくことが出来ます。

自分と異なる意見に「ノー」と言えるのは

自分の頭で物事を考えている証拠。

自分の頭で考える力を「地頭力」と呼びますからね。

「地頭力」には

「物事を単純に考える力」と

「常識を疑って考える力」というものがあります。

「良いか、悪いか」という単純な基準で判断する力や

「良いと言われているものが本当に良いものなのか?」と疑って考える力を身につけることで

地頭力はどんどん磨かれていきます。

「ノー」と言える力があれば

異論を戦わせて、

何が正しいことかをキチンと考えるきっかけになります。

自分の頭で考えて、

自分の言葉で、堂々と意見を述べていくことは

社会において必要なスキルですからね。

臆することなく自信を持って

自分の意見を主張していく力を身につけるのです。

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