Code no.48 牡牛座18度 バッグを窓から外へ出している女

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code.No48

牡牛座18度  「バッグを窓から外へ出している女」

A woman holding a bag out of a window.


知覚の扉を開けて心の声を聞く・断捨離の人

🌟Keyword・エネルギー

「促進する」「助長する」「スペースを空けてスッキリ」「解放」「断捨離」

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🌟18度 (固定宮)

*異なる潮流の中から答えを見つけ出す度数

「嫌い」「苦手」で避けてきたものの中から新しい視野(価値観)をもたらす度数。

🌟ドデカテモリー

・蠍座/射手座
蠍座の「深層心理」と射手座の「ポジティブさ」を利用して、牡牛座を再構築する。

🌟牡牛座18度の可能性のある日付け

5月7日、8日、9日

🌟目指す方向性

・知覚の扉を開けて、物事のありのままの姿を捉えること。

・丁寧に五感を意識して解放していく。

・心の中の思いを吐き出し解放することで浄化される。

・行き詰まりを感じたら、誰かに相談して、心の思いを浄化させること。

・定期的に身の回りの整理をすることで、日々、新鮮な気持ちを味わえる。

・不要なものを捨てて、新しいものを迎えるスペースを作ること。

・身軽な状態でいることで頭がスッキリ冴えわたる。

・心をオープンにしておくことで、開放感を味わっていくこと。

・物への執着を捨てること。断捨離について学ぶこと。

・自分と向き合っていくこと。自分の感覚を信じること。

🌟この度数の人の特徴

・フランクでオープンな人。

・大胆で前向きな人。

・物事を円滑に進める人。

・自分の心に正直な人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・カバンの中身の入れ替え、整理をしている時。

・断捨離術を行っている時。

・五感を鋭敏にして世界を感じている時。

🌟シンボル考察

*スペースを空ける

外出するときに必要なものを入れるバッグ。

限られたスペースに何を入れて持っていくのか。

化粧道具だって厳選して必要なものだけを選ばなければならないし

読みかけの本も持っていきたいし

スケジュール張は必須だし。。

牡牛座の人は

できるだけ必要なもの全部を持っていきたいので

大きなバッグを選ぶ傾向があります。

パンパンになるまで

あれもこれもと所持することで安心するんです。

そんな牡牛座が

バッグの中身を空っぽにする。

窓の外から放り投げてしまうんです。

だいたいバッグの中身って

「バッグに何が入ってるか見せてください」なんて言われない限り

他人に見せることってないんですけども

普段

見せないで隠し持っているバッグの中身をぶちまける。

つまりは

他人には見えない自分の心のうちを、ぶちまけるんです。

大事に持っていたものを

全部、一度リセットする。

そうすることで

今までの所持品の整理もできるし

今の自分に見合う新しいものを入れるスペースが出来ます。

牡牛座は16度からの体験において

新生を図っているんです。

新しい自分に見合うものを入れるための

スペースを確保しなければなりません。

「新しい自分」とは

「心と五感」が繋がった自分。

お金で買えないプライスレスな価値観を織り交ぜて

物を見れるようになった自分です。

牡牛座17度において

繊細な感受性が出来上がったのですが

その新しい感受性で選んだものをバッグに入れて持ち歩くために

今までのものを一旦リセットするんです。

その新しい感受性は

より洗練された美的センス。

解像度がアップした心のフィルターを通してチョイスするものは

より、自分が愛着を覚えるようなお気に入りのものばかり。

それを入れるがために

まずは今までのものを手放す必要があるんです。

断捨離なんてものが流行っておりますが

思い切って捨てるまでは、いろいろと葛藤がありますが

いざ、実行するとかなりスッキリ爽快感すら味わえます。

この度数は

この爽快感を求めて

心の中に秘めていた思いや考えを解放していくんです。

定期的に吐き出すことで

考えを整理して

新しい方向へと向かうことが出来るのです。

*断捨離

この度数は

ドデカテモリーで言えば「射手座」の資質が混ざります。

「射手座」の資質を利用して

大胆に物事を促進させていくんです。

「断捨離」とは、

「モノと自分との関係性」を軸にモノを取捨選択していく技術だそうです。

断捨離という言葉は、「やましたひでこ」さんが考案したもので

引用させてもらいますと、

「このモノは使える」→「取っておく」ではなく、

「私が使う」→「必要」という考え方です。

主語は常に自分。

そして、時間軸は常に「今」。

今、自分に不必要なモノをただひたすら手放し、必要なモノを選んでいく…。

その作業は「見える世界」から「見えない世界」に働きかけ、

結果、自分自身を深く知ることに繋がります。

そうすると、ココロまでもがす~っと軽くなる。

ありのままの自分を肯定できるようになります。

やましたひでこ公式ホームページ

これはまさに

牡牛座16度からの20度の体験。

牡牛座16度において

鏡のサイン「蠍座」の資質が流れ込んできたのですが、

蠍座は「見えない世界=心の世界観」のサインです。

15度までの牡牛座は

物欲と所有欲を発揮して

努力して自分の目的を叶えてきたのですが、

それが行き過ぎると、「物欲の塊」、

そして「ものすごいケチ」になってしまいます。

つまりは「モノに振り回されてしまう自分」になってしまう。

なので、行き過ぎを防ぐために

蠍座の「心の世界」に目を向けたのが16度からの体験。

「見えない世界」=「自分の心」に働きかけ

自分に問うていくことで

今の自分に必要なものを、自らの力で選びとる。

そんな力が芽生えたのです。

これができるようになると

「自分がどうしたいのか」という観点から思考できる

自分軸が出来上がります。

確固とした自分軸を形成し、

何事にも流されない自分を築いていくのです。

*知覚の扉

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ジム・モリスン率いる「THE DOORS」というバンドがありましたけれども

このバンド名は

オルダス・ハクスレーの「知覚の扉(The doors of perception)」という著書から

取った名前でしたっけね。

さらに、この「知覚の扉」という本のタイトルは

詩人ウイリアム・ブレイクの「天国と地獄の結婚」

という詩の一文に由来してます。

知覚の扉が浄化されるなら、すべての物事はありのままに現れ、無限に見える

“If the doors of perception were cleansed every thing would appear to man as it is: infinite”

        ウイリアム・ブレイク「天国と地獄の結婚」より

牡牛座18度は

この「知覚の扉」を浄化する度数でもあります。

肉体で隔てられた

肉体の外部の情報を知るために使用する五感は知覚。

知覚の扉を開けて

自分の五感を浄化しているんです。

ウイリアムブレイクも言ってますよね。

知覚の扉が浄化されれば

外部の物をもっとありのままの姿で捉えることが出来るって。

確かに

不思議と五感が冴え渡っている時があって

そんな時は、物事のありのままの自然な姿が見えるような気がします。

例えば

植物の葉を見たとして

葉の中を流れる葉脈の流れや、その流れの音までもが聞こえてくるような知覚体験。

自分の主観的な思いが五感に混ざると

より鮮やかな知覚体験が待っているんです。

私たちの五感は

「触覚(皮膚感覚)ー味覚ー嗅覚ー聴覚ー視覚」の順番で発達していくそうです。

これは、遺伝子として受け継いだ設計図による発達ですが

それが出来上がると次に

この五感に主観的なセンスが混ざることになります。

見たもの聞いたものを

自分なりに色付けしていくようになるんです。

この度数は

ちょうどこの切り替わりの成長段階。

遺伝的に発達してきた「五感機能」と「心」を繋げたことで

主観的な知覚の扉が開いたんです。

自分だけの色で見える世界の扉を開いたのです。

美しく

心地良い季節に刺激されて

新しい知覚が目覚める春。

春は私たちの知覚の扉を開く季節なのです。

ちなみに、

老化で衰えていく時には

「視覚ー聴覚ー嗅覚ー味覚」という逆の順番を辿るとか。

触覚(皮膚感覚)は最後まで衰えずに残るそうです。

確かに視覚、真っ先にやられますよ。

*知覚の浄化

太陽がこの度数の位置を通過するのは

毎年、5月7、8、9日頃。

この時の太陽のエネルギーは

自然界の知覚の扉を

浄化するようなエネルギーを放っている。

つまりは、喜びの春に刺激されて

知覚の扉が開く時期。

次の牡牛座19度のシンボルで

新しい感覚が浮上してきますから

その新しい感覚をセットするためにも

スペースを空けておく必要があります。

主観的な自分だけの色合いを持った感覚を目覚めさせるには

今までの知覚を浄化しなくてはなりません。

扉を開けて

自分の知覚を全快にするのです。

目を閉じて、周囲の音に耳を澄ませる。

深呼吸をしてその場の香りを嗅いでみる。

何かを飲んだり食べたりする時は

慌てて済ますのではなく、その味をゆっくりと噛みしめて

味や食感を確かめるかのように食べる。

美しい花を見かけたら

その花の色の繊細さをじっくりと眺めてみる。

流れてくる風に感触を、頬に受けて感じてみる。

こうやって

丁寧に自分の五感を解放していくことで

知覚が浄化されていくのです。

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