code.No43
牡牛座13度 「荷物を運ぶ男」
A man handling baggage
優れた現実感覚で目標の達成に挑む・インダストリーな人
🌟Keyword・エネルギー
「勤勉」「真面目に働くことの喜び」「現実感覚」「金銭を稼ぐ」「産業」「製造」
🌟13度 (固定宮)
*パワー全開度数
周囲も圧倒するほどのカリスマ的な力を発揮して場を支配するのが13度。
11度で「根気よく大事に育て上げる力、維持する力」
12度で「物欲を正常に発揮する」ことを学んだ牡牛座は
13度で、欲しい物を手に入れるために働く楽しさを身につけます。
🌟ドデカテモリー
・乙女座/天秤座
乙女座の「実務能力」と天秤座の「社会性」を利用して牡牛座の力を満たしていく。
🌟牡牛座13度の可能性のある日付け
5月2日、3日、4日。
🌟目指す方向性
・物欲を利用して、自分に利益をもたらすこと。
・欲しいもの、やりたいことを明確にすること。
・定期的に欲しいもの、やりたいことリストを記入し、それを手にするための計画を立てる。
・欲しいもの、やりたいことのために働くぞー!という気持ちで元気に仕事をする
・常に、現状の自分をしっかりと把握しておくこと。(金銭や時間など)
・貯金や家計簿、ローンの見直しなど金銭のやりくりに楽しみを見出すこと。
・欲しいもの(目標)があることで発揮される、勤勉さを体験してみる。
🌟この度数の人の特徴
・責任感と義務感の強い真面目でしっかりした人。有能な人。
・チャレンジ精神溢れる人。
・忙しい状態で充実感を得られる。
・努力の果実を実らせることができる人。
🌟この度数のエネルギーを使用している時
・産業の発展。
・1年後の留学に向けて、バイトを掛け持ちしながらも夢を持って生き生きと働いている時。
・夢を叶えるために、仕事に精を出している時。
・金銭をやりくりして、貯金が増えていく喜びを味わっている時。
🌟シンボル考察
*牡牛座のカリスマ
松村潔先生の「ディグリー占星術」によりますと
13度はカリスマ度数。
サインなりのカリスマ性が発揮される度数だと言います。
「13」っていう数字は強力なパワーを秘めているからこそ
不吉な数字として封印されたと言いますが
ユダヤ人にとっては神聖な数字。
新しい秩序や周期へと繋いでいくため、飛び抜けるために
カリスマ的なパワーを発揮する数字なんです。
ってことで
牡牛座のカリスマ的なパワーが牡牛座13度の「荷物を運ぶ男」
牡牛座的な願望を叶えるために力を発揮するんです。
頑張って働くんです。
「勤勉さ」が牡牛座のカリスマ的なパワーなんです。
重い荷物を運ぶのは重労働だし
お客様の荷物だから壊さないようにって、気も使わなきゃならないし
大変な仕事ですよ。
それでも休むことなく
真面目に仕事をこなしていく。
これが牡牛座のカリスマパワー。
牡牛座は12度で
いろんなものを見て物欲を刺激して
自分の欲しいものを明確にしましたからね。
明確にしたからこそ
欲しいもののために一生懸命頑張れるんです。
「今日、1日頑張って働けば1万円だから
あともうちょっとで欲しいものが買えるぞ」っていう感じで
喜んで働けるんです。
残業なしで帰るなんてもってのほか。
少しでも残業代を稼いだ方がお得だと
ギリギリまで粘れるんです。
欲しいものや、やりたいことがたくさんあって
頑張ってアルバイトをしてお金を貯めた学生時代。
その頃の労働は
夢や希望があったから苦にならなかったはず。
牡牛座は
あの頃のテンションで
日々のルーティンな仕事をこなしていけるカリスマ的な才能を持っているのです。
*勤勉
この地球という現実世界。
皆さまもご周知の通り
欲しいものがあれば
金銭と交換するシステムになっております。
欲しいものが明確だったり
やりたいことがたくさんあるのであれば
まずはお金を稼がねばなりません。
お金がないと交換できない。
欲しい物が手に入らないんです。
その金銭を得るには
これまた皆さまもご周知の通り
自分の時間や労力や能力を提供しなければなりません。
疲れるし面倒だし
自由な時間が欲しいからと言って働かないと
お金が手に入らないんです。
お金が手に入らないということは
欲しいものが買えないし、
やりたいことも限られて
自由に身動きできません。
「それでは困る。。」
ということで
牡牛座はせっせと勤勉に仕事に励むのです。
この「勤勉さ」があるからこそ
牡牛座は欲しいものを確実に獲得出来ます。
すぐに手には入らないとしても
真面目に仕事をすることで
いつの日か絶対に手元に引き寄せられることを知っているのです。
欲しいものを手にするための方法論としては
とてもシンプルですよね。
「欲しいものはすぐに欲しい!
やりたいことはすぐにやりたい!」
と人は思いがちですが
だからって
人から金品を盗んだり、詐欺まがいのことで大金を稼ぐなんて
人の道から外れた行為です。
私たちは、
お金がないのであれば、
我慢して時間をかけて、
お金を貯めなければならないんです。
この欲求をすぐに晴らしたいという人が多い中、
牡牛座は辛抱強く
その時が来るのを待つことが出来ます。
一歩一歩着実に。
少しずつでも進んでいけば
必ずその夢に辿り着けることを心得ているのです。
*勤勉さと土のサイン
牡牛座、乙女座、山羊座。
これらの共通点は「土のサイン」。
地球という大地にしっかりと根を張って
現実的に生きていくための視野を持つのが
「土のサイン」の特徴です。
土に種を植え
栄養を与えお世話をすれば
豊かな果実が実るように
土のサインは
この現実世界を生きて行くために
種を蒔き(目標を立てて)
お世話をして(真面目に働いて)
成果を刈り取っていくことが出来ます。
現実世界を直感で受け取る火のサインの場合だと
種を蒔き(目標を立てて)
直感で刈り取り
それは時に思ったよりも
ものすごい成果を生み出すことがあるのですが
着実さがないので失敗することも多かったりして。。
現実世界に適応するのであれば
現実的な価値観で臨むことが自然で着実。
それを体現してくれているのが「土のサイン」なのです。
「土のサイン」によっても
それぞれ方法論は違っていて
固定宮の牡牛座の場合は
「欲しいものを手に入れるために勤勉に働く」。
柔軟宮の乙女座の場合は
「社会のシステムの中で機能するために勤勉に働く」。
活動宮の山羊座の場合は
「成功するために勤勉に働く」という違いがあります。
個人の能力を育てる段階の牡牛座の場合は
まずは
勤勉さを身につけるのに
物欲を利用するんです。
乙女座は個人が社会に役立てるように訓練する段階。
山羊座は個人が社会の中で活躍する段階ってことになりますね。
「土のサイン」の3つ
どれもが勤勉さを持ち合わせていますが
このような違いがあるのが面白いところ。
「勤勉さ」の初歩的な動機は
物欲が刺激されて「それを手にしたい!」という欲求。
子供のような純粋さ。
欲しいものを夢みること。
夢を追うことが「勤勉さ」を生み出すのです。
*労働
子供の頃は
自分でお金を稼ぐことが出来ないから
欲しいものがあっても保護者に買ってもらうしか方法がないわけで
そんな時、
ダダをこねて買ってもらえる時もあるけれど、
「肩を叩くからお小遣いちょうだい」とか
「次の試験でいい点数を取ったらゲーム買って」とかって
何かと引き換えに
欲しいものを手に入れた経験ってあるかと思います。
そんな時、
内心、「勉強するの面倒くさいなーー。」
なんて思いながらやっていたら
楽しくないし、
楽しく勉強できないと集中力が発揮できなくって
記憶に定着しにくいから、試験の結果も期待できなくなる率が高まるんですけど、
「よーし。
絶対に買ってもらうんだ。
勉強頑張って良い点数取るぞー」
とかって
モチベーションがアップすると、
苦労を感じることなく、勉強に励むことが出来るので
目標をクリアする率が高まります。
この場合の肩たたきも、勉強も、
自分の肉体と時間を使用して、
それと引き換えに報酬をもらうというテクニックなわけで、
このような体験を重ねることで、
「労働と時間を提供すれば、欲しいものが手に入る」ということを
少しずつ学んでいくのでしょう。
大人になると、
ルーティンな日常の毎日や、
社会においての人間関係に疲れはて、
労働の楽しさ、喜びをすっかり忘れてしまったりするわけですが、
この度数は
いつまでたっても
子供の頃のようなキラッキラのモチベーションで
働いていくことができます。
子供の頃、欲しいもののために夢中になっていた感覚を
上手に利用して、確実に欲しいものを手に入れるんです。
*現実感覚
つまりは
「現実感覚」に優れた度数と言えます。
自分の「現実」や
「現在の姿」をしっかりと把握することができるから
現時点の自分に足りないものを補おうと
目標を立てることが出来るんです。
例えば「家計簿」。
今月のお給料はいくらで
必要経費は〜くらいで、みたいに
現在の自分のお金を把握した上でやりくりしていくわけですが、
家計簿をつける三大メリットは
「支出の無駄を減らせる」
「計画的にお金を使える」
「貯金ができるようになる」こと。
自分の収入と支出という、現実を把握した上で
計画を立てて貯金をして目標を叶えていくことができるツールなわけですが、
何もこれは
家計簿に限らず
自分の時間をやりくりするためのスケジュール管理も同じ。
今の自分とちゃんと向き合える人にしか出来ないことなのですが、
牡牛座13度は、
今の自分をちゃんと把握する力がある。
つまりは
現実的で、とってもしっかりしたサインなのです。
*産業
ちなみに、
この度数のエネルギーは「産業」を生み出すエネルギーです。
私たちが生活するうえで
必要とするものを生み出したり、提供したりする経済活動を産業と呼ぶのですが、
「〜がしたい」「〜が欲しい」
「もっと便利に」「もっと素敵なものを」という
私たちの物欲が産業を生み出しています。
最近の日本においては
人々の物欲が減ってきたせいで、
物が売れない時代になっているようです。
物が売れないと、産業が滞り経済が停滞してしまうわけですが、
この現実社会のシステムを維持するには経済活動は大切です。
人々が牡牛座のエネルギーを発揮できたのなら、
経済は活発になります。
好きなものに囲まれた暮らしで
日常を心地良いものにしたり、
たまには家族で旅行に行って、ご当地グルメを堪能する。
そうやって
私たちは、たくさんの思い出を作っていくわけですが、
この人生を豊かなものにするためにも
「物欲」と「産業」は大切なのです。
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