Code no.268 射手座28度 美しい流れにかけられた古い橋

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射手座28度  「美しい流れにかけられた古い橋 」

An old bridge over a beautiful stream.


継がれてきてた事柄を現代でも使用できるように維持する・刻印の継承人
🌟Keyword・エネルギー

「保護」「保存」「維持」「管理」「シンプル」「古典的」「脳梁」「気づかい」

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🌟28度 (柔軟宮)

*方向転換する度数

例えば、

私たちを動かすために必要なのが「風力、地熱、火力、水力」というエネルギーだったとして

そのエネルギーを貯めておく充電池を身体のどこかに持っていたとして

射手座であれば「火力発電」のような「火のエネルギー」を充電池に充電して

動いていきます。

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射手座最後の方の度数は、次のサインに向けて充電池を空にして明け渡すために

貯まっている「火のエネルギー」を吐き出す作業に入ります。

エネルギーを方向転換して、吐き出す準備をするのです。

🌟ドデカテモリー

*天秤座/蠍座

天秤座の「美的センス」と蠍座の「継ぐ力」を使用して

射手座に新しい方向へと向かう力を与えます。

🌟射手座28度の可能性のある日付け

12月19日、20日、21日

🌟目指す方向性

・昔から大事に受け継がれてきた思想や教え、伝統などを日常的に役立たせていくこと。

・昔から使用されている普遍的なものを利用して自分の暮らしに生かしていく。

・美しい自然環境を守り、維持し、継いでいく意志を持つ。

・受け継がれてきた尊い精神性を受け継ぎ、判りやすく世間に広めていくこと。

・左脳と右脳を繋ぐ「脳梁」を活性化していくこと。

・左脳と右脳をバランスよく使用して、日常の中にある「シンプルな美」を見出すこと。

・流行よりも、伝統や古くからある文化などを大事にすること。

・「座右の銘」となる言葉を持つこと。

・相手に伝わりやすい、「判りやすい言葉」を選んでいくこと。

・古くから継がれてきた自然、遺跡、書物、思想の中に価値を見出し掬い出す。

・古くから継がれてきたモノを後世に残す橋渡し役になること。

🌟この度数の人の特徴

・シンプルで親しみのある人。

・気遣いが出来るサービス精神に溢れる人。

・左脳と右脳のバランスがいい人。

・縁の下の力もち。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・昔からある難しい内容が書かれた本を、現代風に判りやすく説明している時。

・「般若心経」の現代語訳。訳の詳細はこちら

・次の世代のために美しい環境を残していこうと奮闘している時。

🌟シンボル考察

*現実に役立たせていく

射手座は、

「どの時代でもどの場所でもそこに同じく流れる普遍的な叡智」というものを

数多くの冒険の末、獲得したのですが、

28度にもなれば、次のサインの山羊座を意識した行動が始まります。

射手座は精神性を表す「火のサイン」ですが、

山羊座はこの現実的な物質世界を示す「土のサイン」。

肉体や物質を超えて

精神の力で高い所を目指し飛び続けた射手座の矢が、

いよいよ地上に落ちて地面に突き刺さる瞬間が間近に迫ってきました。

28度は、

精神や心の持ち方一つでどこにでも自由に飛び回ることができた射手座が、

山羊座へ向かうための足がかりを見出す度数。

射手座が獲得してきた叡智や教えや発見を

日常使い出来るようにアレンジして提供していくんです。

例えばサビアンシンボル。

はるか昔から

ホロスコープの360度の丸い円の1度1度には

全て意味があると言われていて、

それをドデカテモリーやデーカンで表していたんですけど、

サビアンシンボルという体系で説明されたのが

今から約100年前。

エドワード・ジョーンズのこの試みは

昔から受け継がれている教えを

現代の人たちに、もっと判りやすいようにと体系化したものです。

つまりは

古くから伝わってきたものを

もっと使い勝手の良いものに変えて役立たせようとしたのが

サビアンシンボルなわけですが、

それに意味を見出して

このサビアンシンボルを

「現代の日本において、もっと使い勝手の良いものにしたい。

できれば、占星術だけじゃなくて、自然のサイクルを感じれる暦とか、

自己啓発にも使用できたらいいなーー。」

なんて思いで

サビアンシンボルを探求している私も

同じくこの度数のエネルギーを使用していると言えて、

実際、私の「水星」がこの度数です。

つまりは、

昔から受け継がれてきている教えや叡智や発見を、

「日常使いの言葉で判りやすく伝えて、誰もが使用できるものにする。」

というのがこの度数の意味するところ。

昔から大事にされてきた橋が

今も人々の役に立っているように、

昔から大事に受け継がれてきた思想や教え、伝統などを

今の人々に役立たせていくんです。

射手座27度においては

普遍的な叡智を、現実に落とし込みました。

28度では

落とし込んだものを、実用的に作り変え、普段使いしていくのです。

*刻印の継承人

古い時代からあるもので

今の時代にも役立っているものって

割とたくさんあるのですが、

例えば、各国に残る遺跡。

エジプトのカルナック神殿とかは

さすがに神殿としては使用していないけども

人々が観光できるようにと保護管理されています。

おかげで

今のエンジプト人も観光資源として生活に役立っているわけですが、

他にも

「ことわざ」や「名言」とかもそうですよね。

昔から受け継がれてきた、人生の教訓が詰まった言葉です。

「我思う、ゆえに我あり」なんて

1596年生まれのデカルトさんの言葉ですよ。

それが現在でも「名言」として継がれていて、

この言葉に感銘した世界中の人達の、心の指針として使用されたりしています。

この名言の意味は

「私は考える。だから私は存在する。」で、

割と射手座っぽい名言になってます。

射手座は自分の頭で考えて答えを見出すのが好きですからね。

思考することで答えを追求していると同時に、

自分の存在を確認しているんです。

だからこそ、その思考や精神性を、現実に刻印して

自分の生きた証を残そうとするんです。

射手座27度は「彫刻家」というタイトルで、

自分の精神性を刻印するシンボルでしたからね。

また、

「仏作って魂入れず」という、ことわざがありますが、

「仏像を彫っても、人々の心を救う魂を入れていないと役に立たない」

=「頑張って完成させても肝心なところが抜けている」

という意味があります。

このことわざなんて、

射手座27度と28度の流れを彷彿とさせますよね。

27度の彫刻家は、ちゃんと魂を入れて作らないと、

28度で役立つものにならないんです。

ということで、

こうやって昔の言葉が今も使用されているのは

その言葉に、いつの時代でも通用する普遍性があるから。

どの時代でもどの国においても、それらの名言が

人々の心を掴んできたんです。

射手座28度は

こような事柄を大事に使用していく、大事にしていく度数でもあります。

例えば自分の指針となるような名言を、

いつも持ち歩いているスケジュール帳に書いて

モチベーションアップの材料にする。

昔から使用されている普遍的なものを利用して

自分の暮らしに生かしていくのです。

さらに

古くからあるものって言ったら「自然」ですよね。

「美しい流れに架けられた橋」は

美しい川に架かっている橋です。

周囲に人間が住むと

自然が破壊されて何かと汚染されてしまうものですが、

この度数の川は綺麗なまま。

「自然を大事に守ろう。子孫たちにも美しい川を残そう。」

という意識を持った人々が、川を保護し維持してきたからです。

射手座が追求した普遍的な教えの中には

「7代先の子孫のことを考えて行動する」というものがあるはずですからね。

そのような言葉を大事にして

美しい自然環境を守り、維持し、継いでいくのも

この度数の役割なんです。

射手座27度で刻み込んだ尊い精神性を

射手座28度は、継承していく。

刻印の継承人として、

判りやすく広めていくのです。

*後世に遺産を残す橋渡しの役目

現存する中で、最も古い橋と言われているのは

紀元前に建立されたとされる「水道橋」です。

現フランスにある古代ローマ時代の遺跡ですが、

文化遺産に登録され、今でも観光スポットとして多くの人がその橋を渡っています。

昔からある美しい自然環境。

昔から使用している建造物や創造物や書物。

そこに示されていることを大事に維持管理しながら守り、

守りながらもその継いだ叡智を日常で使用していくのがこの度数。

シンボル通りに古い橋を使用して生活に役立てるということもそうですし、

人々の精神的支えとなるような教えを古い哲学書の中から見つけ出し、

現代風に判りやすく変換して発信することもそう。

そうすることで、人々はその物の価値を再び思い出し、

一緒に大事にしていこうとします。

そうして、また次の世代に遺産は継がれていくのです。

*脳梁

ところで

私たちも、ご先祖様から受け継いできた「橋」を持っています。

それは脳の中にある「脳梁」という橋で

右脳と左脳をつなぐ橋渡しの役割をしています。

脳の中には神経がたくさんありますが、

その中で一番大きな神経の束が脳梁なんです。

イメージ(右脳)して認識する(左脳)、

また、

判断して(左脳)、総合的に考える(右脳)。

そんな時に

左脳と右脳の情報を行き来させる神経回路が脳梁という橋。

当然のことながら

橋の幅が狭いよりも、太いほうが情報がたくさん行き来するので、

視野が広くなるんです。

脳梁は

生まれた時にはまだなくて

1歳頃から発生し、5〜6年かけて形成されていきます。

幼児、少年期と成長するごとに

経験と学習能力がついてきて脳梁が成長していくのですが、

ゾディアックホイールの中で、「脳の成長段階」を示しているのが、

射手座の真反対に位置する双子座の体験領域。

双子座の体験の頃に育成された脳梁が、

射手座の段階において、活性化されたんです。

射手座の領域においては

右脳の直感力を、左脳で形にしたりと

両方をよく使用してきましたらからね。

28度になって、

太くて丈夫な脳梁ができたんです。
脳の橋も、人が使用する橋も、

基本的には、

二つの場所の情報を行き来させるために作られるもの。

双子座の段階で出来た橋は

射手座の段階では少々、古い橋になってるけども、まだまだ現役。

どころか成熟して

多くの情報を柔軟に同時処理できる有能さが身についたんです。

その有能さは、

生活のための橋が、人々に便利さをもたらすように、

日常の生活の中で生かされていきます。

想像力で相手の立場に立ち、

相手が判りやすい言葉を使用していく力となったり、

イメージしたものを

目の前に具現化する力となったり。

次のサインである山羊座の領域では、

集団の中に参加することになるので、

協調性が必要になってきます。

協調性を持って、自分の役割をきちんとこなし、

確実な成果を上げていくためには、

右脳と左脳をバランスよく使用していく必要があります。

なので、射手座28度では

脳梁という橋を、日常の中で活性化して

次のサインである山羊座に入る準備をする。

日常使いしていくことで、

情報を行き来させる、橋の役割を維持していくのです。

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