Code no.221 蠍座11度 救助される溺れた男

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蠍座11度  「救助される溺れた男」

A drowning man rescued.


自己開示することでWIN-WINの関係性を目指す・弱みをさらけ出せる人

🌟Keyword・エネルギー

「安全」「無事」「助けを求める」「弱みをさらけ出す」「救出」「SOS」

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🌟11度 (固定宮)

*蠍座的資質を思い切り積極的に使用していく度数

10度までの体験において獲得した資質を

無茶をする勢いで積極的に打ち出していく度数です。

蠍座が10度までで獲得した資質とは

「心の壁を取っ払い深く交流することで強い意志力を持つこと」と

「強靭な精神力」です。

11度から15度の領域では、この蠍座独特の視野(価値観)を使用して

いろんなことにチャレンジしていくことになります。

🌟ドデカテモリー

・魚座

魚座の「受容性」を利用して蠍座の行動に拍車をかける。

🌟蠍座11度の可能性のある日付け

11月2日、3日、4日

🌟目指す方向性

・自己開示することでwin-winの関係性を目指すこと。

・自分の弱さを見せることで相手の理解を得ること。

・素直さを心がけること。素直に自分をアピールしていく。

・苦しい時は、「苦しい」と、素直に助けを求められる自分になること。

・苦しいと助けを求めている人の手を取ること。

・苦しさから這い上がった時、新しい自分に蘇生できる。

・「人は一人では生きていけない」という思いを胸に。

🌟この度数の人の特徴

・人懐こく誰とでも気軽に接することができる。愛すべきキャラ。

・誰かに依存したいタイプ。寂しがり屋。

・お願い上手。甘え上手。弱みを見せて応援してもらう。

・素直で可愛げがある。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・自分のことを素直に話すことで人からの共感と信頼を得ている時。

・「借金〜万から超セレブリッチに」みたいな情報商材販売の手口。

・辛い状況を、信頼できる人に相談して気分が楽になった時。

🌟シンボル考察

*フォースの力

一つ前のサイン、天秤座が、この社会の中で上手に生きていくために

「知恵」や「知識」を身につけ、対人感応力を磨いたとしたら

蠍座は

この社会の中で生きていくために必要な「精神力」を身につけていきます。

いくら「知識」や「知恵」があったとしても

肝心のメンタルが弱いと

様々な人生の障害を乗り越えることができません。

ということで

蠍座は10度までの体験において

ちょっとやそっとじゃへこたれない「強靭な精神力」を身につけたのですが

11度からの体験においては

その精神力を使用して「フォースの力」を発揮していくことになります。

そもそも「精神力」とは

「何かをやり遂げようとする意志の力」です。

行く手を壁が阻んだとしても

その壁を越えていくだけの強い気持ちを持っていて、諦めることなく挑んでいくんです。

「強靭な精神力」を作るのに最も大事なのは

「信頼できる仲間」の存在とも言います。

「何かあったら、支えてくれる人がいる」

「愛する人のために頑張る」

これは大きなモチベーションになりますよね。

その体験を学んだのが蠍座10度。

11度は

10度までに身につけた「強靭な精神力」を使用して

自分の力を試していくんです。

そもそも

「力」には「フォース」と「パワー」という二つの種類があるといいます。

「フォース」とは

人からエネルギーを奪い、自分のものにして、より強力になる力。

「パワー」とは

人々の心そのものの中に存在し、生命そのものを常に支える、人を強くする力。

競争社会においては「フォース」の力が、もてはやされていますよね。

経済の仕組みだって、

相手からより多くのお金を自分の懐に入れるのが目的だし

自分の目的を有利に進めるために

策略や心理戦で勝利を勝ち取ったり。

蠍座の後半度数になると、「パワー」を発揮できるようになるんですが

15度までの蠍座においては

力の第一段階、「フォース」の力で世の中と関わっていくことになります。

人に影響をもたらす「フォース」の力で

自分の目的を果たしていくのです。

*Me・We・ Now理論

堀江貴文氏が「しくじり先生」に出演した時に話していたんですけど

コミュニケーションにおいて、意識して取り入れている事として、

オバマ大統領が実践している

「Me・We・Now理論」なるものを取り上げていました。

Me=自分の話をして距離を縮める。

We=共通点を見出して連帯感を作る。

Now=自分のやりたいことを説明する。伝える。

これを実践することで

最後の「Now」が、相手に受け入れてもらいやすいということを知ったそうです。

逮捕されるまで

「わかるやるにだけわかってもらえればいい」

なんて突っ張って生きてきたそうですけど

相手に自分の意見を受け入れてもらいたいなら

まずは自分の弱みや、努力してきた過程や、本音を晒して

共感を得ることが大事だと理解したそうです。

弱みをさらすことで、

共感を生み、応援してもらえる。

可愛がってもらえるようになり

結果的に

自分の思い通りに事を進めれるので、効果的だと言うのです。

蠍座11度は、この理論のようなもの。

人に影響力を発揮するために

自分の弱みを晒す事から始めるんです。

弱みを晒して、共感と信頼を得るのです。

ちなみにホリエモン氏は蠍座6度「ゴールドラッシュ」生まれ。

ゴールドラッシュ的に野心を持ってガツガツと

「フォースの力」で、社会で闘っていたわけですが、さすが蠍座。

頭を冷やした事で、蠍座11度の事を理解したんでしょうね。

確かに最近の彼は可愛げがありますもんね。

可愛げがあると、好感度が上がるのは確かです。

自分の弱みをさらけ出すのは勇気がいるけど

返ってくるものも大きいのです。

*素直で可愛らしい人

ということで

この度数のエネルギーを使用すると「可愛げ」が生れます。

「溺れた男」は

助けを求めた事で救助されるんです。

弱みを見せたくない人からしたら

「溺れているなんてみっともない。カッコ悪い」って事で

自力でどうにかしようともがくかもしれませんが

そんな事言ってる場合じゃないですよね。

本当に困っているなら、かっこつけずに

助けを求めるべきなんです。

助けを求めれば

必ず助けてくれる人が現れるんです。

例えば、誰かから、

「困っているんだ。助けてほしい」

「自分の力ではどうにもできない。君の協力が必要なんだ」

と言われたとしたら。

そんな心の内を素直に話されたら

「わかった!手伝わせて!」なんて気になってしまうのが人の心理。

これが

「自分の力でもどうにかなるけど、暇そうだから手伝ってよ」

なんて言われたのであれば

「知るかよ。自分でどうにかしろ!」ってなるわけで。

蠍座は「強靭な精神力」を磨くうちに

人間の心理の働きっていうものを熟知したものですから

相手の心の中に入り込み、

相手を自分の思い通りに動かすテクニックを

無意識的に使用出来るんです。

*依存する

自分の目的を叶えるために「人に頼ること」。

これって

結構、人によっては難しいことです。

弱い自分を隠すために「強い自分の仮面」をつけているっていうのに

その仮面を外して

生身の弱い自分を見せるなんて結構、恐ろしいことです。

「ここができなくて困っているんです。」

「ここが全然理解できないんです。」

素直にそういう事ができれば

相手の良心を刺激して、欲しい回答を得る事ができます。

自分の弱いところ、苦手なところ、不得意なところ。

本来なら隠しておきたい、あまり人には伝えたくない部分。

己と向き合ってきた蠍座は

自分に足りない部分を潔く認め、

それを補おうために、人に依存していくのです。

*情念の世界

「海」は

シンボル的に「感情」や「無意識」という心の領域を示しています。

そんな心の領域に落っこちて

溺れてしまうなんて苦しいでしょうね。

人との関係性によって

息もできないくらいの苦しい思いはもたらされるものです。

「彼氏が浮気をしていた」

なんて

もう感情の海に沈んでいく自分の映像が見えてきそうな出来事です。

人生には

そんな苦しい局面が度々訪れますが

そんな時も、この度数のエネルギーを使用することで

乗り越えることが出来ます。

「苦しい。辛い。助けて」って素直にSOSを発信するんです。

辛いのに我慢して

いつも通り会社に行って、いつも通りに仕事をこなすけど

心の中で溺れている自分がいて。

なんて辛い状況。

こんな時は、

誰かに話を聞いてもらうだけでも気分が楽になるものです。

強がらないで

素直に胸のうちを話すことで

応援してくれる味方が出来ます。

味方がいれば心強いってことで

強靭な精神力を発揮して乗り越えていけるのです。

また、反対に

助けてもらうことのありがたさを知っている人は

誰かのSOSを捉えて助けてあげることも出来るようになります。

苦しそうな人に対して手を差し伸べる優しさは

互いの信頼のベースとなり

助け合える親密な関係性を築いていけるのです。

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