Code no.212 蠍座2度 割れたビンとこぼれた香水

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code.No 212

蠍座2度  「割れたビンとこぼれた香水」

A broken bottle and spilled perfume.


心の中にある大事な思いを共有する体験・染み込む人

🌟Keyword・エネルギー

「しみ込む」「浸透する」「広がる」「普及する」「充満する」「ジワジワ」

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🌟2度 (固定宮)

*水のエネルギーを満たす度数

蠍座はこの世界にある水のような「感情」をもとに、この世界に参入していく水のサイン。

自分を動かすバッテリー(充電池)なるものがあるとして

そこに水のエネルギーを満タンにさせて動いていくのですが

蠍座のスタートである1度では

「水のエネルギー」を一気に噴出させ、バッテリーを満タンにしました。

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2度においては、満タンになったエネルギーを定着させるかのように

さらなる「水のエネルギー」を注ぎ込ます。

1度で、新しい環境に身を置き

そこに参加するために

「心の殻」を取り払うのです。

🌟ドデカテモリー

・蠍座

蠍座の「水のエネルギー」を一気に噴出させる。

🌟蠍座2度の可能性のある日付け

10月24日、25日、26日

🌟目指す方向性

・自分と相手の壁を破り、深い関わりを持って信頼関係を築くこと。

・他者のテリトリーに染み込むように入り込んでいくことで新しい自分を発見すること。

・信頼できる人に対して素直に正直な気持ちを伝えること。

・自分の香り(香水、アロマ、または内面が反映したオーラから発するような香りや、フェロモン)を意識すること。持つこと。

・自分のエネルギーを充満させて相手に侵入していくこと。

・記憶に染み込むインパクトのある体験を経験すること。

🌟この度数の人の特徴

・強い信念を持つ人。強引なところも。

・個性的な雰囲気を醸し出す人 ・熱中しやすくマニアック

・感受性豊かで芸能芸術関係に適正。

・過干渉になりがち。

・フェロモンに溢れている人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・信頼できる人に、自分の心のうちや秘密を打ち明けているとき。

・気になる相手や興味のある事柄に、ジワジワと接近しているとき。

・相手との距離を縮めようと奮闘しているとき。

🌟シンボル考察

*心の殻

2度は、1度で始めた蠍座の行動に反応する度数。

1度で蠍座が始めたのは、

「感情の共有体験」。

そうすることで起こる反応がこの2度。

限定された濃密な空気の場所にいると、

瓶が割れるくらいの圧力がかかるというのでしょうか。

2度のシンボルでは、

香水の瓶が割れて、

中に入っていた香水が、うっとりするような香りと共に床に広がっていく。

そんな様子が描かれています。

蠍座は水のエレメントのサインですが、

その水は濃霧のように濃いものでもあり、

また、香りの魔法をふりかける香水のようでもあり。

香水は、

アルコールと香料を混ぜて作りますが、蠍座の水はやはり濃い。

自分の心の瓶の液体を、香水に置き換えてその瓶を割る。

香りで相手を引きつける。

アルコールで相手を酔わす。

そんな魔法のような催淫効果をもたらす香りを

限定された関係性に浸透させていくのです。

*蠍座の水

秋分の日から始まった天秤座から魚座までは、

季節でいえば「寒い時期」。

世界が冬仕度を始め、

寒い冬を乗り越え、

力をため、新しい生命を生み出す春へと移り変わる季節にあたります。

この自然の営みと同じように、

私たちも厳しい冬を乗り越えるかのように、

「個人的な視野」から脱皮して、

社会貢献していく「大人の視野」を獲得していくのが天秤座から魚座の時期。

蠍座はその「大人の自我」を始める2番目のサインになります。

天秤座では多くの人が住む社会の中で

上手にコミュニケーションできる能力を磨いてきましたが、

蠍座では、社会貢献できる統合した人格を形成していくのです。

天秤座では、人とのちょうどいい距離感を学び、

互いのテリトリーを侵害しないで上手に交流する術を学びましたが、

蠍座ではどっぷりと人間関係に浸かる。

テリトリーも心の殻も打ち破り、相手と同一化する。

そうすることで、自分に足りない資質を補充するかのように人格を統合していくのです。

それはまるで、

何億人もいる人の中から、

たった一人の恋人を見つけて、愛を育てていくような行動。

家族じゃない他人に、

生身の自分を見せていくほどの深い関係性になりえるのは、恋人や夫婦、

または大親友のような相手になるのかと思いますが、

蠍座は自分以外の他人との深い関係でしか味わえることのない感情を

体験して成長していくんです。

とくに「愛情」という感情。

家族に対する愛情や

友人に対する愛情とまた違う、異性に対する愛情。

淡い恋心、ウキウキ、ドキドキ、ワクワク。

会えない切なさや、判ってもらえない苦しさ。

激しい情念や嫉妬や憎しみ。

一人の人との愛の結びつきがもたらす感情体験は、

立ち上がれないほどのダメージをもたらすこともあるし

豊かに成長させてくれるものでもあります。

異性を通して、

自分の中の男性性、女性性を統合していく。

彼の嫌な面が自分のシャドウとして顕れる。

心理学的要素満載の体験で蠍座は、

統合された人格を築いて「強い人間」を目指すんです。

そして蠍座2度は、香水の瓶を自ら床に落とす。

周囲に香りを撒き散らす。

床の絨毯に香水を浸透させていく。

対象と深く関わるために

浸透していくには、

まずは自分から殻を破ること。

染み入るように相手のテリトリーに侵入するのです。

*心の中の大事な事柄を共有する

「あいのり」というテレビ番組がありましたけれども

見ず知らずの男女が、一緒のバスに乗り込み

旅行の中で、笑ったり驚いたり感動したりと

感動を共有したのが蠍座1度だとしたら

密度の濃い時間を一緒に過ごすことで

徐々に打ち解けて

お互いの昔話をしたり、心に抱えている傷を打ち明けたりするのが

蠍座2度。

そんな「あいのり」的展開が

蠍座の初期度数の体験です。

例えば、

グループのみんなと一緒に元気に過ごしていた仲間が

二人きりになった時、

「元彼の浮気がトラウマになって恋愛が怖いの。」なんて

遠い目をして打ち明けてきたとしたら。

「心に閉まってある大事なことを自分に話してくれた」という嬉しさと

「なんとかしてあげたいな」という思いやりが湧いてきて

「出来れば力になりたい。」って思うような時ってあるでしょう。

そんな時、

心のうちを打ち明けた彼女は、この度数のエネルギーを使用しているし

また、

打ち明けられて

「力になりたい!」と思った側も

この度数のエネルギーを使用していることになります。

美しい香水瓶に封印しているのは

「大事な思い」や「過去の記憶」、

「傷ついた感情」や「人にはなかなか言えない本心」。

そのようなものが封印された香水瓶を割って

素直に心のうちを話すと、相手の心に浸透していくんです。

自分にとって大切な話を、打ち明けるということは

心の中の「大事な思い」を相手と共有すること。

「大事な思い」は

そうそう誰にでも簡単に話せるものではありません。

それを「打ち明けた」ということは

「あなたは特別」と信頼を寄せている意思表示でもあります。

人と人の繋がりは

特別な思いを共有することで

さらに強固になるものです。

「共犯者」じゃないけど、

それに近い繋がりで結びつくための方法。

それが、この度数のエネルギーなのです。

*フェロモン

蠍座はよく「セクシー」だと言われますが

それは

異性を引き寄せるようなフェロモンを放っているから。

香水の香りが

私たちの鼻腔をかすめ、記憶に残るように

蠍座の発するエネルギーは

どこかノスタルジックで妖艶で神秘的な香りを放っています。

涼やかな顔をしているけど

時折見せる「憂い」を感じさせる表情や仕草に、

人にはなかなか言えないような

たくさんの「秘密」を持っているように思える。

そんなところが、人の興味を引くんです。

「この人をもっと知りたい。

その心の中にある美しい香水瓶に入れられた「秘密の思いを」知りたい。」

相手にそんな気持ちを起こさせる魅力がフェロモンとなり

蠍座が望む「一心同体となれるような相手」を引き寄せることができるんです。

ドデカテモリーでいえば

蠍座1度と2度は、蠍座を始めるために

「蠍座」のエネルギーを思い切り使用します。

フェロモン全快で

人を引き寄せる魅力を振りまくのです。

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