Code no.158 乙女座8度 最初のダンスの練習  

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Code no.158

乙女座8度   最初のダンスの練習

First dancing instruction.


サポートされることで独り立ちできる・援助の

🌟Keyword・エネルギー

「援助」「アシスト」「自立」「ダンス、音楽」「ステップを学ぶ」

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🌟8度 (柔軟宮)

*自分の役割を全うする8度

7度において「相互依存」で成り立つ現実世界の仕組みを理解した8度では

それを受け入れて

自発的に自分の役割を全うしようとします。

🌟ドデカテモリー

・蠍座/射手座

蠍座の「依存性」と射手座の「自主性」を利用して乙女座の「知性」を磨く。

🌟乙女座8度の可能性のある日付け

8月30日、31日、9月1日

🌟目指す方向性

・自らの意思で自己表現していくこと。

・サポートすること。されること。

・人からの援助や助力を素直に受け入れ学ぶこと。

・踊りや音楽は精神の高揚を高める道具。このような道具を使用して自分の情熱や感情を盛り上げて行動に移すこと。モチベーションを上げていく。

🌟この度数の人の特徴

・趣味人。

・いろんな指導を素直に学ぶので実務能力が高い。

・一人での楽しみ方を知っている。

・自立精神に溢れている。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・素直に指導を受けているとき、学んでいるとき。

・サポートされて嬉しいとき。

・丁寧に援助している時。

🌟シンボル考察

*5歳の子供

サビアンシンボルを研究していたアメリカの占星家ディーン・ルディア氏は

「5歳の子供が初めてのダンスの練習を受ける」

というタイトルに置き換えています。

なぜに「5歳」と特定したのかは判りませんが

5歳にもなると個人差はありますが、いろんなことが出来るようになってくる年齢です。

「論理的な思考」や

「認知力」が急激に育つ時期と言われてるんです。

手先を器用に動かせるようになり

自分の名前や両親の名前、

住所などを記憶して言葉にすることができるようになったり

図形や数、色などを見分け、

覚えらえるようになったり

他者の感情を読み取ることができるようになったり。

自分の欲求を抑えて

「ルールに従って遊ぶ」ということができるようになってくる年齢なんです。

幼稚園で言えば「年中さん」くらいになるんですかね。

先生の指導に従う。

先生の指導のもと、お絵描きしたり工作する。

集団の中で秩序を学んでいく。

日々の体験を吸収して

急激に知性が発達していく年齢なんです。

確か、幼稚園でもダンスを踊りますよね。

お遊戯会では

大勢の保護者の前でダンスを発表するから、それを指導する先生も大変です。

ダンスは、音楽に合わせて手足を動かしていく。

フリースタイルのダンスであれば

自由に自分の思うままに動かせるけども

みんなで合わせるのであればキチンと覚えなければなりません。

リズムに乗って、先生の振り付けを見てそれを真似し、

音楽と身体の動きを合わせ

ステップの順番も覚えなきゃならないし

みんなと合わせなくちゃならない。

身体を動かすダンスも

以外と頭(思考回路)を使用しているんです。

乙女座を支配する天体は「水星」。

「知性」を司る水星が乙女座の根っこにありますからね。

この度数では、5歳くらいに発達させた能力(知性)を発揮するんです。

初めてのダンスの練習の時に

脳内フル回転して先生の踊りに合わせていた時のような

脳の使い方をするんです。

*サポート

指導する先生も根気がいることでしょう。

ステップを覚えるまで何回も。

イラついてしまったとしてもその感情を抑えて

笑顔を絶やさず褒めまくり。

指導する側も大変なんです。

子供たちが、ダンスに限らず初めて何かをする時には両親や保護者のサポートが必要です。

始めて1人で自転車に乗れるようになった時や

始めて鉄棒で逆上がりが出来るようになった時。

誰かの指導やサポートを受けて

できるようになった思い出があるかもしれません。

「手助けしてもらって達成出来た喜び」は

一人で取り組んで達成した喜びとはまた違った感動があります。

金メダルを取ったオリンピック選手は

「サポートしてくれたスタッフや応援してくれた皆様のおかげです。」

という言葉をよく口にします。

メダルを取った瞬間、

一緒に喜ぶスタッフや監督やコーチ。

サポートしてきた人たちも、まるで自分のことのように嬉し泣きまでするんです。

一緒に勝ち得た勝利。

一緒に取り組んで達成できた目標。

それは、人生の中でもトップクラスの感動の瞬間を与えてくれる体験。

人からのサポートや指導を、素直に受け入れて頑張る。努力する。

乙女座7度においては「相互依存」という現実の仕組みを理解しましたからね。

支配する側も支配される側もお互いが必要。

人にはそれぞれ役割り、ポジションがある。

そんなことを学んだ乙女座8度においては

自分の役割をきちんと果たすことに集中し

現実世界のシステムの中に着地するのです。

乙女座の基本的な意味として「補助」「支援」「援助」という資質があります。

乙女座メンタルを磨きあげる

乙女座6度〜10度の領域において

この「サポート」ということの理解を深めていくのです。

*芽生える自主性

また、

サポートされたことで「1人で出来るようになる」という自主性なども刺激されます。

相互依存のこの現実世界のシステムは、

誰かに教えてもらい、独り立ちできるようになっています。

自転車に乗るのも、

掛け算の九九が全部言えるようになるのも、

ハサミを使えるようになるのも、サポートがあったから。

自転車に乗れることで行動範囲は広がり、

計算ができることで一人で買い物が出来るようになる。

私たちは自立する時のために、

自分の力で「一般的なこと」をこなしていかなくてはなりません。

誰かの助力を借りて自分の能力を伸ばしていく。
また、今度は反対に誰かの助力となるためにサポートする側になる。

この社会はそうやって

人々がお互いを支え、支えられることで出来上がっているのです。