Code no.3  牡羊座3度 彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り

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Code no.3

牡羊座3度  彼の祖国の形をした男の横顔の浮き彫り

(The cameo profile of a man in the outline of his country.)


周囲のエネルギーと同化する・染まる人
🌟Keyword・エネルギー

「有効活用」「染まる」「雰囲気を察する力」「共鳴」「模倣」

🌟3度 (活動宮)

*基本的な行動原理が確立する度数

牡羊座は「命の炎」を燃やして、この世界に割り込んでいく火のサイン。

自分を動かすバッテリー(充電池)なるものがあるとして

そこに火のエネルギーを満タンにさせて動いていくのですが

牡羊座のスタートである1度では

「火のエネルギー」を一気に噴出させ、バッテリーを満タンにし

2度においては、満タンになったエネルギーを定着させるかのように

さらなる「火のエネルギー」を注ぎ込みました。

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準備のできた3度においては

充電された「火のエネルギー」を使用して行動できるようになります。

火のエネルギーで動くための行動原理が確立するのです。

🌟ドデカテモリー

・牡羊座/牡牛座

牡牛座の「安心感」を求める資質を利用して、

牡羊座の「ここに在りたい」という念を叶えていく。

🌟牡羊座3度の可能性のある日付け

3月22日、23日、24日

🌟目指す方向性

・考えるのではなく直感で感じること。

・周囲のエネルギーがどのような感じが判別してみる。

・周囲のエネルギーと同化すること。

・良いエネルギーを持っている人のそばですごす。

・良いエネルギーを吸収してみる。

・春のエネルギーを自分に浸透させる。

・民族や国家や地元、学校や会社に至るまで、自分が属する集団の雰囲気に染まること。

🌟この度数の人の特徴

・周囲の雰囲気に敏感で無意識的にそれを吸収してしまう素直な人。

・相手の感情や場の雰囲気に左右されやすい。

・場の雰囲気を吸収しやすい人。

🌟この度数のエネルギーを使用している時

・初めての場所で勝手がよく判らず、周囲をよく観察しそれを真似している時。

・場の雰囲気を直感的に掴み、それに馴染もうとしている時。

・愛国心、地元愛を語っている時。

🌟シンボル考察

*カメオの顔

このシンボルの英文は「The cameo profile〜」という文字で始まっています。

「カメオ・プロフィール」とはカメオに描かれたシルエットのこと。

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こんなシルエットが描かれているブローチやらネックレスやらがあるかと思いますが

なんと、このカメオに描かれている男性の横顔シルエットが

自分の祖国の形に似ていると。

つまりは

「このカメオの形さ。

男性の横顔なんだろうけども

僕の出身地の北海道の形に似てる。うけるー。」的な。

だからなんだと言いたくなりますが

つまりは

自分の祖国の雰囲気に

染まってしまった男性のことを表しているようです。

よく、夫婦は似てくる

とか

買っているペットは飼い主に似る

とか言われてますが

そんな感じで

自分の居場所の雰囲気に、人は染まりやすいというのです。

確かに周りを見渡してみれば

仲良しチーム女子大生の集合写真なんて

みんな髪型も服装もメイクもそっくりで区別がつかないし

会社だって

その会社のカラーってものがあって

社員の雰囲気が違かったりするし。

県民性の違いに、地域性の違いもあるし

自分が過ごす場所の雰囲気を私たちは知らず知らずのうちに

吸収しているというのです。

牡羊座1度でこの世界に生まれ

牡羊座2度で世界に参加するために模倣を始めるのであれば

牡羊座3度は、自分の周囲の雰囲気を吸収して染まることで

その場に溶け込んでいくという「新しい世界への参入の仕方」というものを示しています。

地球という学校の新入生である乳児が

このような経過を辿って地球に馴染んでいくというやり方は

大人になっても無意識に使用していて

新しい職場に入社する時、

私たちは、まずは周囲の様子を観察し真似をして

その会社のカラーになるべく自分を合わせようとしていきます。

「新しい世界へ参入」するとき私たちは

無意識的にこのような段階を踏んでいくように出来ているのです。

*周囲の雰囲気に染まる

「周囲の雰囲気に染まるなんて絶対に嫌だわ」と憤慨する人もいることでしょう。

しかし

周囲の雰囲気を吸収するのは

自分の身の回りにある資源を有効活用していることになります。

とくに、まだ動けない乳児なんて

有効に活用できる材料がないわけですから

「せめてここの雰囲気だけでも吸収して、この場所に馴れよう」

みたいに思うとでもいうのでしょうか。

サビアンシンボルによりますと、

乳児はこの度数が示すように

周囲の雰囲気を吸収して、その場に馴染もうとするのです。

つまりは、

新しい世界へ参入するときはその場の雰囲気を有効活用して自分を馴染ませていく。

素直に吸収することで、自分の居場所を確立していくことができるのです。

では一体

そのメカニズムはどうなっているのでしょうか。

乳児の脳で考えてみましょう。

*ミラーニューロン

「ミラーニューロン」は見て学ぶ神経細胞で、生後すぐに成長が始まります。

赤ちゃんが笑えば、親はそれを見て笑い

親の笑った顔を見て、また赤ちゃんは笑う。

別名「ものまね細胞」とか「鏡の細胞」と呼ばれているだけあって

人の行為を「鏡」のように脳内に映し出し、それをただ真似るのです。

思考や知性を介さないで、脳内の鏡に映ったものをただ真似るので

それは直感的な行為であったり

無意識的な動きだったりするわけですが

私たちは結構このミラーニューロンを使用していて

例えば

友達の怪我話を聞いた時。

まるで自分のことのように「痛い」って感じてしまうわけですが、

そんな時はミラーニューロンが働いているそうです。

人の話をただそのままミラーニューロンが受け止めて

自分が経験したかのような錯覚を起こすのでしょうかね。

他人の体験を自分のことのように認識して吸収してしまうんです。

そんなミラーニューロンは、育まれて成長していくことで

「共感」の土台となり

他人の心理状態を脳内で再現できるようになります。

と言っても

ここはまだ幼児の牡羊座の段階。

このミラーニューロンを

無意識的に使用しながら

育んでいる最中ってことになりますね。

乳児は

筋力が未発達なので身体もまだ動かないし

五感で物事を理解する神経回路も発達していないので

外の世界の様子を知るために

ミラーニューロンを使用するんです。

成長すれば

普通に五感で物事を判断できるけれども

まだ五感は未完成なので

脳内にある鏡に外の世界を映し出して理解するんです。

共感機能のある

ミラーニューロンは、物事を吸収する機能もあります。

乳児はこのミラーニューロンに自分の周囲の様子を映し出し

そのものになりきってしまう。

牡羊座2度では

誰かの真似をしていたけれども

3度ではその場の雰囲気の真似をするんです。

このシンボルのタイトルに出てくるカメオは

まるで「鏡台」にも見えますもんね。

自分の脳内の鏡に

自分がいる場所の雰囲気を映し出している様子が

このシンボルの本質なのかもしれません。

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